自然界では弱肉強食の掟があり、食物連鎖により生態系が守られているわけだが、獲物たちの方のみかわいく描かれ、捕食者である動物たちは獰猛に描かれるのが通常となっている。まるで狩ることが悪いみたいに思えちゃうわけだがまったくそんなことはなく、彼らは通常生きるため、子供たちを生かすために狩りをするわけで、草食動物が草を食べるのとなんら変わらない行為なのである。 そこでメキシコ出身アメリカ育ちのアレックス・ソリスは、食べるほうも食べられる方もかわいく描くことで、捕食者も捕食される側も自然界では同じ立場であることを表現したそうだ。そして狩られれば血は流れる。血の流れない動物はいないということもメンションしている。
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