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ブックマーク / ameblo.jp/nobu630 (3)

  • 『詩人、吉野弘を貫いたもの』

    吉野弘の書いた詩『祝婚歌』は、よく結婚式で朗読される。 ・・・愚かでいるほうがいい 完璧を目指さないほうがいい 2人のうちどちらかがふざけているほうがいい・・・ 27日のNHK『クローズアップ現代』で、 静かな吉野弘ブームが取り上げられていた。 吉野は、去年87歳で亡くなるまでに500編あまりの詩を残している。 その詩を心の寄り処にしている人が多い。 吉野の詩は、日常のさりげないヒトコマが題材になっている。 夕方の通勤電車で、お年寄りに席を譲った少女の心理を描いた『夕焼け』 やさしい心の持ち主は、いつでもどこでも われにあらず受難者となる 『生命は』は、今年、岩手県大槌町の成人式で朗読された。 生命は自分自身だけでは完結出来ないように作られているらしい 終戦で、 軍国少年の価値観を覆された吉野は、 絶対的な価値観などないと知る。 そして、21歳の時、詩人として生きていく決意を綴っている。

    『詩人、吉野弘を貫いたもの』
  • 『仕事始めは由紀江さんと』

    ピアニスト西村由紀江さんのラジオ番組に呼んでいただいた。 FM青森、FM岩手、FM仙台と東北三県限定で放送されている 『西村由紀江のSMILE WIND』にゲスト出演。今夜収録してきた。 格的な仕事始めが、長年交遊のある由紀江さんの番組とは嬉しい限りだ。 出演のきっかけは、去年の秋、八戸に講演で出かけた時、 たまたま車から流れるラジオから由紀江さんの声を聞いたことから。 その時は、東北三県限定とは知らず、当に偶然のことだったのだ。 ボクが、由紀江さんに「いま聴いてます」メールをしたことから、 オファーいただいた。 収録は、半蔵門のFM東京のスタジオで。 きょうも打ち合わせしながら驚いたのだが、由紀江さんとは20年間、 数々のシーンでご一緒してきた。 ムラカミ作による金子みすゞの舞台で若村麻由美さんと共演していただいた。 青森県三沢での「いのちの対話」にゲストで出ていただいた。 ボクのふ

    『仕事始めは由紀江さんと』
  • 『魂の料理人は箱根にいた』

    魂の料理人・山明男さんを訪ねて箱根に行ってきた。 荒木町にあった「りんごの絆」をクローズしたのは、2年前。 紆余曲折あって、彼の腕を見込んだ人から請われ、 箱根ラリック美術館内レストラン「LYS」のシェフとなった。 なんだか急に明男さんの顔を見たくなって、出かけた。 ボクの顔を見て、少なからず驚いた山シェフは、涙目だった。 ストイックに材と向き合い、自分になかなか納得せず、 寝る間も惜しんで、料理と格闘している。 かつてボクサーだった時代のように・・・。 だから、彼の作り出す料理は、魔法がかかったように美味しい。 美術館を訪れた人たちが事に来るので、客の絶え間がない。 山シェフの味を懐かしんで、りんご時代のファンもやってくる。 自然豊かな環境の中、山さんの料理を敬愛するスタッフたちに囲まれ、 山さんも、かつてのトゲトゲしさが消え、幸せそうだ。 山シェフの十八番、秋刀魚の燻製

    『魂の料理人は箱根にいた』
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