ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(2024年5月28日撮影)。(c)KENZO TRIBOUILLARD / AFP 【6月8日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領(46)の支持率が、2022年2月にロシアによる侵攻が始まって以降初めて60%を割り込んだ。ウクライナのキーウ国際社会学研究所(KIIS)が7日に公表した5月実施の世論調査で明らかになった。 ゼレンスキー氏はこの1年間、昨年夏の反転攻勢の失敗や、動員をめぐる賛否、高官が関与した汚職スキャンダルなど、さまざまな困難に直面してきた。 支持率は、侵攻直後の2022年5月は90%だったが、2024年5月には59%にまで低下した。 KIISは「ウォロディミル・ゼレンスキー氏が今も正統性を保持しているとウクライナ社会の目には映っており、ウクライナ国民の過半数が同氏を信