■人はそんなに単純ではないがわけがわからないわけでもない http://d.hatena.ne.jp/chazuke/20060808 このエントリを読んで思ったのは、伝聞で話を聞くほど物事は断片的になり一面的に捉えられていくのだなあということである。先生に「人殺し」と言った生徒は直接先生の戦争話をきいていたわけではないのですよね。そして文句を言ってきた親も当然きいたわけではない。ただわが子から「先生が学校でこういう話をした」ときいただけだろう。「人殺し」と言った子どもの親だとすると「先生が他のクラスでこういう話をしたと子どもが言っている」か。どんどん伝聞。そしてどんどん伝聞になっていく過程で、直接その話をきいていた生徒たちには(少なくとも小学生当時のchazukeさんには)伝わった何かが零れ落ちてなくなっていく。あとには「先生は昔人を殺した」とか「人を殺した話を子どもたちにした」とか「戦