前置き Unityは3Dのゲームをゴリゴリ作ることができるように設計されたアレだ。 当然、三次元空間上での操作ができるようにいろいろ用意されている。 その中で根幹を担っているのが、すべてのゲームオブジェクトにくっついてくる"Transform"コンポーネントである。 uGUIが導入された最近では"RectTransform"コンポーネントというものもあるのだが、これとてTransformから継承したクラスに過ぎない。 そんな重要なものなのであるが、それゆえに(私を含む)Unity初心者がつまづきやすいところでもある。 Transformは「Position, Rotation, Size」という3つの項目で物体の3D空間上の状態を保持しているのだが、 なにが分かりにくいかというと、"Rotation"という項目なのである。 Rotationの難点 Rotationという項目は読んで字のごと