郊外に比べて都市部ほど気温が高くなる現象を「ヒートアイランド現象」と呼びますが、この主な原因とされるアスファルトやコンクリートと共生するための「スポンジシティー」構想がドイツ・ベルリンでは都市部の開発に取り入れられているそうです。 Berlin is Becoming a Sponge City - YouTube 高層ビルなどの建物の多い都市では、コンクリート・ガラス・スチールでできた人工物が多く存在します。 人工物は熱を吸収し…… 水をはじくため、「ビル熱」や「照り返し」などで暑い夏がさらに暑く感じられるようになってしまいます。 そんな都市部の熱問題に対して、ドイツのある都市で一風変わったアプローチがスタートしています。 そのアプローチというのは、雨水をうまく活用するという、「スポンジシティー」構想です。 「スポンジシティー」における基礎的な考えは、「雨水を都市部に残しておく」というも