トレンドマイクロでは 2018 年上半期(1~6 月)における国内外の脅威動向について分析を行いました。過去数年にわたりサイバー犯罪の中心となっていた「ランサムウェア」の攻撃は 2018 年に入り急減。それと入れ替わるように「不正マイニング」を筆頭とする仮想通貨狙いの脅威が、日本を含め世界的に拡大しました。同時に日本では「フィッシング詐欺」の攻撃が急増し、過去最大の規模となりました。この半年間に起こったサイバー犯罪動向からは、2017年に起こった様々なサイバー犯罪の転換が更に明確になると共に、新たな傾向が明らかになってきたものと言えます。 日本からフィッシングサイトへ誘導された件数は、2018 年上半期の 6 か月間で過去最大の290 万件を超え、前期比 2.7 倍の急増となりました。トレンドマイクロではこの期間に、フィッシングメールの大量送信を起点とするばらまき型のフィッシング詐欺キャン
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