6月8日の東京株式市場で、任天堂の株価が大幅に下落した。家庭用ゲーム機の次世代機「Wii U」を発表したが、価格の詳細が明らかになっておらず、「ニンテンドー3DS」のローンチが計画通りに進んでいないこともあり、来年発売の新型ゲーム機に対して市場は評価を見送っているようだ。 任天堂株価(東証1部)の終値は前日比900円安(-5.04%)の1万6970円だった。一時は1270円安の1万6600円にまで下落した。 一方、日経平均株価は一時下落したものの、終値は前日比で横ばいの9449円46銭だった。 昨年9月に3DSを発表した翌日も、任天堂株価は大幅に下落していた。 関連記事 任天堂、Wii後継機「Wii U」を披露 タブレット型コントローラ採用 任天堂が次世代据え置き機「Wii U」を披露。タブレット型の新コントローラを採用しているのが特徴だ。 「3DS」翌日、任天堂の株価は10%下落 関連銘