パフォーマンス分析は一筋縄ではいかないことが多いのですが、それは可変要素が非常に多く、ハードウェアの特性、ワークロード、物理的データベース設計、およびアプリケーション設計など、あらゆる要素を検討する必要があり、またこれらの要素の間にトレードオフや副作用が存在するからです。これが正解、と言えるものが見つからないのが普通です。 少し前、SQL AnywhereのコンサルタントであるBreck Carterが、「How to Make SQL Anywhere Slow(SQL Anywhereを遅くする方法)」という記事を書きました。これは今までに読んだ記事のなかでも最大のお気に入りの1つです。Breckはこの記事の中で、パフォーマンスの低下につながる38の異なるデータベース設計、アプリケーション設計、およびサーバ構成設定を列挙しています。この記事を受けて、今後しばらくは「データベースアプリケ