子育て支援をテーマにした民間団体の賞を巡って、兵庫県明石市の泉房穂市長が「受賞の条件として金銭を要求された」とツイッターに投稿し、波紋を呼んだ。トロフィーを買ったり、ロゴマークを使ったりする場合には受賞者が金を払う仕組みだが、実際には受賞の条件ではなく、金を払っていない受賞自治体は声明を出すなどの対応に追われた。(長尾亮太) 子育てに良い商品やサービスが生まれることを目指し、日本子育て支援協会(東京)が主催する「日本子育て支援大賞」。3回目の今年は33社の製品と、4市町の取り組みが受賞した。 明石市も今年3月、賞に申し込むよう事務局から打診を受けたが、泉市長が事務局とじかに電話で話して断った。経緯について市長は今月15日に「お金で賞を買うとなると、話は違う」と投稿。受賞条件として70万円のロゴ使用料、10万円のトロフィー代が必要と言われたとして「関係者の皆さん、見直しの検討を!」と呼びかけ
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