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ブックマーク / note.com/daitamesue (3)

  • オリンピックを終えたアスリートの方へ|Dai Tamesue(為末大)

    オリンピックを終えた選手の皆さんお疲れ様でした。結果が良かった方も思わしくなかった方もいると思いますが、どの選手もここまで努力してきたことは素晴らしいことだと思います。 このようなタイミングでお話しするのは憚られますが、お伝えしたいことがあります。それはオリンピックに出たりメダルを取っても幸せになるとは限らない、ということです。 東京五輪の残像というがあります。 1964年に東京五輪に出場した選手を追跡取材しているものです。オリンピックの光があまりにも強いために、呪縛から逃れられず苦しむ様子が描かれています。オリンピックに出る方法、勝つ方法はたくさん語られていますが、出てしまった後どのように生きていくかは実はあまり語られていません。 大きな大会の後や目標を達成してしまった後に、燃え尽き症候群と言われる症状が出ることがあります。アスリートは極度の重圧にさらされているために一般の方よりも精神

    オリンピックを終えたアスリートの方へ|Dai Tamesue(為末大)
  • いると思った巨悪がいなかった場合に|Dai Tamesue(為末大)

    昔はどこかに全体に影響を及ぼして利益を貪っている奴らがいると考えていました。映画でも漫画でも大体悪の親玉がいるものです。 ところが大人になって人間関係が広がり、様々な立場の人の話を聞いているうちに、最初に思っていたこととは違う印象を抱くようになりました。どこまで奥に入っていってもそんな親玉が出てきません。むしろ親玉だと思っていた人も、だいたい弱みをもっていました。全ての力は誰かに委任されているから当然と言えば当然です。独裁者ですら、民衆と軍部が反対すれば地位を保てません。 さらに社会はあまりにも複雑です。昔よりも情報はオープンになっていて、相互に監視されています。しかも我が国は成長しているフェーズではなく、維持または衰退のフェーズです。余った利益を分配するというよりは、誰に痛みを負担させるかが議論されています。昔から日の会社での犯罪は、私腹を肥やすものよりは、会社のために仕方なく行ってい

    いると思った巨悪がいなかった場合に|Dai Tamesue(為末大)
    pikopikopan
    pikopikopan 2020/08/12
    人間そう強くないからなあ。しがらみから逃れるのは容易じゃない
  • 厚底シューズについてのQ&Aを(編集して)まとめました|Dai Tamesue(為末大)

    Q 器具の発展はいいことではないですか? A いいことだと思います。 Q 器具の発展に制限をかけるべきではないと思いますが、いかがですか? A パラリンピック選手で、膝下切断の選手が長い義足を使っていますが健常者の代表になるぐらいのスピードで走っています。同じように、足を伸ばせば理屈上はもっと早く走れると思うので、ソールを伸ばしたスパイクや、バネを仕込んだなどはもっと競技力向上させることができます。車輪や動力をつけるのもいいかもしれません。このように、全く制限がなければ競技の質が変容してしまうので、ほとんどの競技は器具になんらかのレギュレーションを設けて制限をかけています。 Q なぜ厚底シューズは禁止される必要があるのですか? A 禁止することが目的ではないと思いますが、先に述べた理由によりなんらかのレギュレーションが作られる可能性があります。それに抵触すれば使えなくなります。 Q 途

    厚底シューズについてのQ&Aを(編集して)まとめました|Dai Tamesue(為末大)
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