指先に検知器を装着するだけで、血液中に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか(経皮的動脈血酸素飽和度、SpO2)を測定できる「パルスオキシメーター」。日本では特定保守管理医療機器に指定されており、販売にあたっては認証が必要です。 そのパルスオキシメーターが、コロナ禍の影響を受けて品不足に。専門家でなくても重症化の目安となるSpO2の低下を測定できるため、需要が急増したことが原因です。先が見通せないこの状況下では、品不足解消まで時間がかかりそうです。 しかし、パルスオキシメーターには「代用品」が存在します。それはスマートウォッチ。Apple Watchなど一部のスマートウォッチには、SpO2を測定する機能が搭載されているのです。医療機器としての認証は受けていないため、同列に語ることはできませんが、パルスオキシメーターが入手困難なこの状況下、精度に多少の不安はあってもSpO2を測定で