ルーマニアのブカレストで、はしかのワクチン接種を受ける子ども(2018年4月16日撮影)。(c)AFP PHOTO / Daniel MIHAILESCU 【5月4日 AFP】ルーマニアでは依然としてはしかが若者の命を奪っており、ここ2年弱で40人近い子どもたちが死亡している。これについて多くの人々が、はしかの予防接種は危険だといううわさに親たちが振り回されたことに起因していると非難している。 欧州連合(EU)で2番目に貧しい同国では、2016年後半以降、約1万2000人がはしかにかかり、うち46人が死亡している。 死亡者のうち39人は、予防接種を受けていない3歳未満の子どもだった。欧州ではしかの流行が続く中、ルーマニアは最も感染者が多い国の一つとなっている。 同国南部のプラホバ(Prahova)県公衆衛生当局のシルバナ・ダン(Silvana Dan)医師は、「人々は、インターネットであら