味に合ったメニュー提案 日本で最も売れているドレッシング、キユーピーの「深煎りごまドレッシング」が、中国でも過去4年で売り上げを5倍に増やした。野菜料理は炒めものや蒸しものが中心で、生野菜をサラダで食べる習慣がない中国でドレッシングをどう売り込むか。現地スタッフが発案した「中華麺にかける」作戦が的中した。 同社が中国でドレッシングの販売を始めたのは2004年。当時はフレンチや和風味は不評だったが、深煎りごまだけは「日本の調味料なのに、中華料理を思い起こさせる親しみのある味」と反応が違った。とはいえ「ドレッシングって何?」という反応がまだまだ圧倒的で、販売には結びつかなかった。それでも同社の場合、マヨネーズを知らなかった中国で、果物にかける「甘いマヨネーズ」を開発し、普及させた実績がある。そこで上海… この記事は有料記事です。 残り687文字(全文1040文字)
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