製品本体。今回購入したのは強化エンボス紙を使用した「パステルボーダーオレンジ」。カラーや材質のバリエーションは豊富だ 今回紹介する「ブックボックス」は、ハードタイプのブックカバーだ。文庫本にこのカバーを装着することにより、いわゆるハードカバー書籍と似た体裁になる製品である。ハードカバーと聞くと、重い、かさばるといったデメリットが思い浮かぶ人が多いかもしれないが、文庫本サイズにまで小さくなると、これが逆にメリットに早変わりする。 具体的には、普通の文庫本であるにもかかわらず、ハードカバーのように机上に置いて読むスタイルに対応できることだ。一般的なハードカバー本はそこそこの重量があることから、机の上もしくはヒザの上に本を置き、ページとページの間を指で押さえるようにして読まれることが多い。逆に文庫や新書などはこうした読み方にはあまり向いていない。片手もしくは両手で宙に浮かせた状態でホールドする読
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