岡山県笠岡市の小林嘉文市長(56)が高速道路を走行中の公用車の後部座席でシートベルトをしていなかったため、公用車の男性運転手が岡山県警に道交法違反(シートベルト装着義務違反)で摘発されていたことが6日、わかった。 関係者によると、小林市長は8月7日午前、公務などの後、笠岡市に戻るために公用車の後部座席に乗って、岡山市内の山陽道下り線を走行。小林市長は道交法で義務づけられているシートベルトを着用していなかったため、県警高速隊が摘発し、運転していた男性運転手は違反点数1点が科せられた。 後部座席のシートベルトの着用は道交法の改正で、平成20年6月1日から義務化された。後部座席の違反は、高速道路や自動車専用道路のみ罰則の対象となっている。 小林市長は民間企業勤務を経て、今年4月の同市長選に無所属新人として立候補。現職を破って初当選を飾った。 同市秘書課は「市長には気を付けるよう厳重に注意し、本人