前回の記事ではCryptOsushi全体の構成を紹介しました。今回は、CryptOsushiのバックエンドの実装について詳細に紹介します。 Uniqys Easy Frameworkバックエンドの説明の前にUniqys Easy Framework (以下 Easy Framework) の説明をします。 https://uniqys.net では次のように説明されています。 Easy FrameworkではHTTPのリクエストメッセージをブロックチェーンのトランザクションとして扱います。 クライアントで署名されたリクエストは、トランザクションとしてブロックチェーンに記録され、認証されたリクエストとしてサーバーアプリケーションによって処理されます。 これによりクライアントからもサーバーからもブロックチェーンを意識せず、HTTPサーバー・クライアントアプリケーションとしてDAppsを実装する
uniqys-nodeuniqys-nodeは、Chain CoreとEasy Frameworkを同時に動作させるアプリケーションです。 Chain CoreとEasy Frameworkについての詳細は、以前の記事をご確認ください。 uniqys-nodeは、 /server/uniqys-node の下に実装されています。 https://github.com/uniqys/Sample-CryptOsushi/tree/master/server/uniqys-node Easy Frameworkには3つの特徴的なエンドポイントが存在し、uniqys-nodeの起動と同時に立ち上がります。 Gateway (8080ポート) HTTPリクエストを受け付けるトランザクションをブロックチェーンに取り込み、署名されたHTTPリクエストがappで実行される署名がない場合、appへプロキシ
私たちが愛してやまないゲームというものに対して、即座に答えることができる人はそう多くないでしょう。 しかし、ゲームというものが遊びとして広く受け入れられているのは周知の事実でもあります。 では、遊びとして受け入れられているものにはどういったものがあるのでしょうか。 有名な議論として、フランスの社会学者ロジェ・カイヨワは人間の遊びに対して、4つの分類を行いました。 それらを私たちが愛して止まない「ゲーム」に当てはめて考えてみるとどうなるでしょうか。 Agon — 競争 多くのもので私たちは人と競争し勝利者を決めています。直接的なものでないにしても「スコア」という数字で誰かと比較し競えるものが提供される事例も多くあります。Alea — 偶然 思念や能力とは全く関係のない偶然・運によって結果が変わることもあります。またはそうした運の結果に応じて、意思決定を変えるといった局面も多くあるでしょう。M
Uniqys Kitの開発をしている@koropicotです。 Uniqys Kitでは公式サイトでも説明しているように、サイドチェーンとしてDApps毎にブロックチェーンを作成することでスケーラビリティ問題に対処しています。 この記事では、ブロックチェーンにおけるスケーラビリティについて概論したうえで、Uniqys Kitがなぜこのような選択をしているかを説明します。 スケーラビリティスケーラビリティとは、システムの性能を柔軟に拡大できる能力のことをいいます。 たとえば必要な処理能力が増えたときに、システム全体を変更することなくサーバなどのリソースを追加するだけで対応できるのであればスケーラブルなシステムです。 一方で、リソースを追加できなかったり、あるいはリソースを追加しても処理能力を拡大できないシステムは、スケーラブルではありません。 ブロックチェーンとスケーラビリティブロックチェー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く