鼻には小型カメラを搭載。顔認識システムも備え、カメラに映るように顔をのぞき込むと目が合う。目が合った状態で手を振ると、子グマも手を振りかえす。 傾斜センサーやマイク、スピーカーも搭載。カメラを利用して高齢者を見守る、スピーカーでご飯の時間を知らせるといった高齢者支援サービスや、子どもの勉強を子グマが応援する、眠そうであれば声を掛けるなどeラーニングと連携した教育支援サービスなどへの利用を想定している。 「無味乾燥な端末ではなく、日常で自然に使えるよいパートナーになってほしい」と開発。生き物のような存在感を出すために擬人化し、ユーザーが親近感を持つ幼児的な振る舞いをさせたという。子グマ型を選んだのは、座っている様子が子どもに似ているため。擬人化しやすかったとしている。 実用化の時期は未定で、介護施設などでの試用を経て、サービスの展開方法を検討したいとしている。 関連記事 触れると感じる「触覚