マイクロソフトのドン・マトリック副社長=ロサンゼルス、上栗写す 【ロサンゼルス=上栗崇】米マイクロソフトのドン・マトリック副社長は16日(日本時間17日)、コントローラーを使わず身ぶりや言葉でゲームを動かす新技術「キネクト」を、将来はパソコンのOS(基本ソフト)「ウィンドウズ」の操作に転用する考えを示した。20以上の言語で操作できるよう準備を進めているという。 当地で開かれている世界最大のゲーム見本市「E3」の会場で朝日新聞のインタビューに答えた。 キネクトは、ゲーム機「Xbox360」にマイク付きカメラをつなぎ、実際に飛び上がって障害物をよけたり、動物に芸を命じたりするなど直感的に操作できる技術で、日本でも年内に対応ソフトが発売される。 マトリック副社長は「キネクトを使えばお年寄りから子どもまで誰でも自然にゲームを操作できる。人間が機械に合わせるこれまでのあり方を完全にひっくり返