IP電話ソフト「Skype」を開発するSkype Technologiesは9日、「Skype API」のベータ公開を正式発表した。APIが公開されたことで、サードパーティのソフトウエアおよびハードウエア開発者がSkypeの機能を組み込んだ製品を開発できるようになる。 Skypeは、P2P技術を使ったコミュニケーションソフトで、P2Pファイル交換ソフト「kazaa」の開発者が開発した。インスタント・メッセージやファイル転送機能のほか、Skypeユーザー同士が無料で会話できる通話機能を備える。また、世界各国の固定電話や携帯電話に格安料金で通話できる有料サービス「SkypeOut」も用意している。対応OSは、Windows XP/2000、Mac OS X、Linux、Pocket PC 2003。簡単な設定とクリアな音質が評価されており、Skype Technologiesによると、現在