![セマンティックWebはもうそこまで来ている? 第20回WebSig会議レポート | 編集部ブログ―鈴木教之](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/65dba1888f40a543495620d49df25b0bf5a3558a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwebtan.impress.co.jp%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2Fstyles%2F1200x630%2Fpublic%2Fimages%2Fnews2008%2F1018_websig_icon.jpg%3Fitok%3DP-yIJadV)
W3CディレクターTim Berners-Lee氏が、セマンティックウェブの成功に必要な標準規格と技術がすべてそろった、との見解を示した。セマンティックウェブでは、ドキュメントの内容をマシンが人間と同じように難なく読めるようになる。 ウェブを発明したBerners-Lee氏は現地時間5月24日、スコットランドのエディンバラで開催中のWorld Wide Web 2006カンファレンスで講演し、ウェブデベロッパーやコンテンツプロデューサーは、今後はHTMLに加えてセマンティック言語も使い始めるべきだ、と語った。 「The next wave of the Web(ウェブの次の波)」というタイトルのパネルディスカッションで幕を開けた同カンファレンスの2日目は、技術カンファレンスの初日でもあった。サウサンプトン大学コンピュータサイエンス教授のNigel Shadbolt氏は、これまでのウェブで実
こんにちは、齊藤です。 7月15日にライブドアに入社しました。livedoor Readerとlivedoor クリップを担当しています。前職はエンジニアでしたので、技術の話もできるディレクターとして頑張ります。 今回は、「セマンティック WEB 」をサービスの企画に活かすための実例を紹介していきたいと思います。皆さんは「セマンティック WEB 」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。今回はセマンティック WEB 構想を簡単にご紹介して、そのビジネス的な観点を考察してみたいと思います。 【01】セマンティック WEB 構想とは何か セマンティック WEB は、WEB 上に存在する様々なページにメタデータを付与することによって、WEB の世界を単純なデータの集合から進化させて、「意味」や「関係性」を持たせた巨大なデータベースにしてしようという構想です。その具体的な表現方法として、XML /
多くの人が、セマンティックウェブは登場以来一定の期間を経て成熟に向かいつつあると考えている。われわれはこの流れを何度もとりあげており、われわれの2本の最も有名な記事は古典的なボトムアップアプローチの課題の分析と、新しいトップダウンアプローチの展望に関するものだ。セマンティックウェブがどのように登場するにせよ、繁栄するためには主流派を取り込む必要がある。消費者はRDF(Resource Description Framework)やOWL(ウェブオントロジー言語)の美しさや数学的な健全性を評価したりはしない。彼らは数学には興味がなく、便利さ、あるいはむしろ楽しさを気にするのだ。セマンティックウェブに必要なのは、キラーアプリケーションだ。 それが何であれ、消費者のためのアプリケーションの上にセマンティクスの理解というレイヤをかける必要がある。消費者のためのアプリケーションは、ユーザーにセマンテ
ウェブの生みの親で現在はWorld Wide Web Consortium(W3C)のディレクターを務めるTim Berners-Lee氏は米国時間7月18日、米国人工知能学会(AAAI)が主催する会議で基調講演を行い、人工知能とセマンティックウェブについて語った。 講演の中でBerners-Lee氏は、ウェブの次の段階は、データを人工知能にもアクセス可能にし、検索、分析させることだと指摘した。さらに同氏はマシンが簡単に読み取れるデータが互いにリンク付けされたウェブであるセマンティックウェブに言及し、これが導入されれば、さらに多くの知識が、もとの情報を作成、公開した人たちとは別の人や組織に、当初は予想もしなかったような用途で使われると説明した。 Berners-Lee氏はこれまでにもHTMLだけでなくセマンティック言語を使うようウェブ開発者に提唱してきたが、今回の講演の内容はその件にも及ん
セマンティック技術やそれらを活用したプロダクト、サービスに関するコンサルティングを手がけるProject10Xは、「Semantic Wave 2008:Industry Roadmap to Web 3.0 Multibillion Dollar Market Opportunities(セマンティックの波2008:数十億ドル規模の市場機会)」と題した、セマンティック技術とその市場への影響に関する400ページからなる調査レポートを発表した。このレポートは消費者向けのセマンティック技術と企業アプリケーションの登場、そしてウェブ2.0からいわゆる「ウェブ3.0」への進化について扱っている。 Project10Xのレポートが27ページにまとめられた概要ドキュメントを無料で入手できる。名前と電子メールアドレスを記入し、いくつかの簡単な質問に答える必要があるが、この概要レポートはそれだけの価値があ
Faviki http://faviki.com/ Faviki(読みは「ファビキ」でいいのかな?)は、セマンティックなタグづけが可能なソーシャルブックマークだ。 これはかなり有望なサービスだと思う。 今朝、ReadWriteWebの「Semantic Tagging with Faviki」という記事を読んでこのサービスを知り、さっそく登録してみた。 Favikiのmojixページ http://faviki.com/?s=333 Favikiは基本的にはソーシャルブックマークであり、はてなブックマークやdel.icio.usなどと似ている。しかし大きく異なるのは、タグがWikipediaの項目名と連動しており、「セマンティック」になっている点だ。 Favikiで使えるタグは、「Wikipediaで項目名になっているものだけ」だ。「あとで読む」とか「これはひどい」といった自由なタグはつけ
2007/11/09 「一時期話題になったセマンティックWebは一度沈静化した。しかし、研究開発は脈々と続けられていた。そして多くの人が知らないうちに、2008年には普及期の入り口に入ろうとしている」。野村総合研究所が11月9日に開催した「ITロードマップセミナー――企業情報システムは5年後こう変わる!」で講演した同社技術調査部 上級研究員の田中達雄氏は、そう語る。 「セマンティックWeb」は「Web 2.0」が騒がれるようになる以前の1990年代後半、XMLとほぼ同時期に登場した次世代インターネットのあり方を指す概念だ。Webの生みの親で、現在もW3Cの理事を務めるティム・バーナーズ=リー氏は2000年代初頭に盛んにビジョンを語った。 セマンティックWebを実現するために必要な技術の標準化や辞書の整備に長い時間がかかったため、「セマンティックWebというのは、求心力を失いつつあったW3C
2007年10月にサンフランシスコで開催されたイベントWeb 2.0 Summit。そこでのハイライトのひとつは「セマンティックアプリケーション」が一勢力として出現したことだ。ここでは、必ずしもその意味をTim Berners-LeeのW3Cが率いるRDFやOWL、その他のメタデータ標準などを掲げる技術への取り組みに限定していない。セマンティックアプリケーションはそれらの技術を使う場合もあるが、常にそうとは限らない。これは、後述するセマンティックアプリケーションFreebaseの開発者Danny Hillis氏が指摘した論点だ(同氏はBerners-Lee氏と同じくらいに技術界では知られた人である)。 この記事の目的は、10のセマンティックアプリケーションを紹介することだ。これを「トップ10」などと大げさに言うつもりはない。現時点ではこれらのアプリケーションに順位を付ける方法などない―多く
拡張現実AR (Augmented Reality)も、セマンティック技術も、10年以上前から研究者が有用性をアピールしてきた、古くて新しい技術です。このブログは後者に軍配をあげる立場です。セマンティック技術の方が今後切実に必要とされ、Web 3.0の本命になる、との確信の下で書いています。そんな者にとっても、最近ARという言葉を聴く機会が増えてきました。 筆者の知人だけをとってみても、KNNの神田敏晶さん、そして、日経BP社 IT Proの何人かの記者さんは、ARにコミットしておられます。 元NECの同僚だった暦本純一さんも創立にかかわったクウジットさんもARの関係だし、他にも多くの研究室から飛び出しそうな技術が日本にはあります。(数年前に情報処理学会大会で画像解析&合成の応用のセッションの座長をお引き受けして感心して発表に聞き入ったことがあります) 少々強引ながら、印刷・出版業界さんの
この項目では、機械可読性を中心としたワールド・ワイド・ウェブの構想について説明しています。パブリック型ブロックチェーンに基づいた構想については「Web3」をご覧ください。 セマンティック・ウェブ(英: Semantic Web)は W3C のティム・バーナーズ=リーによって提唱された、ウェブページの意味を扱うことを可能とする標準やツール群の開発によってワールド・ワイド・ウェブの利便性を向上させるプロジェクト。セマンティック・ウェブの目的はウェブページの閲覧という行為に、データの交換の側面に加えて意味の疎通を付け加えることにある。 現在のワールド・ワイド・ウェブ上のコンテンツは主にHTMLで記述されている。HTMLでは文書構造を伝えることは可能だが、個々の単語の意味をはじめとする詳細な意味を伝えることはできない。これに対し、セマンティック・ウェブはXMLによって記述した文書にRDFやOWLを
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