大手私鉄などの鉄道会社がホームページで公開している駅の乗降客数データの数字をもとに、乗り降りする人数が多い駅をランキングした記事をよく目にする。だが、上位に入る駅は新宿、渋谷、池袋といったターミナル駅ばかり。「小田急の乗降客数1位は新宿だ」と書かれたところで正直驚きはない。 そこで、関東の大手私鉄9社の「乗換駅を除外した」乗降客の多い駅ベスト10を調査してみた。乗換駅を除外しているということは、その駅が目的となっているということだ。そこからどんなものが見えてくるのかを探ってみた。 小田急の1位は本厚木 まずは小田急から。1位は本厚木で、その周辺の愛甲石田、伊勢原もベスト10に入っている。2位は成城学園前、3位経堂、5位向ヶ丘遊園。この結果を見ると、小田急のダイヤ改正の意図が見えてくる。 ■小田急 順位 駅名 乗降客数 1 本厚木 15万1791人 2
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