ビートルズの楽曲はその自由でキャッチーなコード進行やエヴァーグリーンなメロディ、ロックンロールの礎を作ったビート感など、世界中で議論され分析されてきた。今回はその中でも、天才=ジョン・レノンの「コードの押さえ方」に注目したい。ジョンはどんな響きや効果を求めて音を選んでいたのか? 本人が多用したコード・フォームをもとに探っていこう。 文:安東滋 図版作成:Seventh コードが持つ良い響きをブーストする ジョン・レノン流の押さえ方 ジョンが愛用していたコード・フォーム群は、それ自体のキャラ立ちした響きでビートルズ・サウンドを鮮やかに発色させるものが多い。以下に厳選した、ジョン御用達の必須シェイプを“ジャラ~ン”と鳴らしてみるだけでも……ほらね、即、ビートルズ印の和音感が飛び出してくるからアラ不思議! さぁ、そのマジカルな響きを体感しよう! ちなみに、これらのフォームの中にはジョン/ポール/
![ジョン・レノンの“俺押さえ” | ギター・マガジンWEB|Guitar magazine](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b530a8d7b54eb80a4452c9251b030a2eddd9668f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fguitarmagazine.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F08%2FJohnosae_main-L.jpg)