20世紀を代表する社会学者のひとり、ニクラス・ルーマン氏は、インデックスカードに手書きしたメモを互いに関連づけるやり方で、本や記事など大量の良質なアウトプットを可能にしたといいます。この方法をツェッテルカステンというのだとか。 じつは、このツェッテルカステンを客観的に眺めてみると、学習にも役立つことが大いに期待できます。とはいえ、ルーマン氏のやり方を忠実にまねるのは、なかなか大変そう……。そこで今回は、現代の学習者にとって少しでも使いやすくなるよう、手書きのツェッテルカステンをアレンジしてみました。 ルーマンの「ツェッテルカステン」 「ツェッテルカステン」の分類方法 「ツェッテルカステン」が学習に有用だと考える理由 手書きは「自分の言葉で再構成」する 記憶は「常に再構成」されている 「ツェッテルカステン」を使いやすくアレンジする やってみた感想 ルーマンの「ツェッテルカステン」 2015年