ニートという言葉にはマイナスの意味しかないのか? いやおおむねマイナスだとしても、何かしら良い面があるのではないか? ニートのエリート、いいニート、そんな道もどこかにあるんじゃなかろうか。などというしょうもないことを模索する連載。今回は「ニートで稼ぐ」という矛盾した提案をあなたに。 ニートだって稼ぎたい! そんなこと言ったって、収入を得るようになったら、それはもはや定義上ニートでは無いのではなかろうか。そんな疑問を持たれる方も当然いらっしゃるだろう。しかし金田善裕『ネット副業の達人』(ソフトバンク パブリッシング)に登場する「昼サイ」さんの紹介文を読むとそういった先入観は揺らいでしまう。 せどりの達人。独自のノウハウにもとづいた古本の転売で毎月30万円。アマゾンのマーケットプレイスを利用した古本の転売で稼ぐニートの青年。古本屋の105円均一の本を、携帯電話で相場を調べて購入する。 ……