居酒屋で睡眠導入剤入りの焼酎を女性に飲ませ、性的暴行を加えるなどしたとして、警視庁が東京都目黒区上目黒2丁目、寺田和弘容疑者(39)を強盗強姦(ごうかん)の疑いで逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。同店によると、寺田容疑者が女性のグラスに薬のようなものを入れるのを店員が目撃し、飲み残しの焼酎を保管。同庁で調べたところ、睡眠導入剤の成分が検出されたという。 捜査関係者によると、逮捕容疑は、10月24日未明、目黒区内の居酒屋で一緒に飲んでいた30代の女性の焼酎に、すきを見て睡眠導入剤を入れて飲ませ、昏睡(こんすい)状態になった女性を約300メートル離れた自宅マンションに連れ込んで現金8千円を奪ったうえ、性的暴行を加えたというもの。寺田容疑者は睡眠導入剤の使用を否定し、暴行についても「合意の上だった」と容疑を否認しているという。 同店によると、寺田容疑者はこの2日後、別の女性を