自称“IT戦士”の新人記者・岡田有花が、一人きりのクリスマスを無理やり楽しく過ごそうとチャレンジし、華々しく散ったイブから1年。新人ではなくなったものの、相変わらずイブは一人だという彼女だが、今年は妙に浮かれている。「自分をモデルにしたクリスマスグッズが出た」と、えらくご機嫌なのだ。 その名も「線上のメリークリスマスIV」。USBポートにつないでスイッチを入れると、発泡スチロールの雪が舞い、山下達郎の「クリスマスイブ」が流れるという、何の役に立つのか大いに疑問なUSBグッズだ。 ツリーの前にはサンタ姿のフィギュアが一体。このフィギュアのモデルが岡田だという。「つぶらな瞳でITの未来を見上げてるイメージで作ってもらったんです」と本人はご満悦だが、実際は、据わった眼でガンつけてるようにしか見えない。 「私のフィギュアが人気を呼んで、線メリIVは大人気らしいですよ」と岡田。しかし売れ行き好調だっ