昨日は、一年前に娘さんを亡くされた方が来館されました。 子供に先立たれることは、この世でもっとも辛いことかも しれません。 私は以前に親友の僧侶から聞いた、 「寿命」という言葉を思い出しました。 寿命とは、ことぶきのいのちと書きます。 寿命に長い短いはない。 あたえれた命を生きさせて頂くだけ。 御縁をそのまま頂いているだけ、 生は偶然、死は必然。と 話してくれたことがありました。 私も10歳の時に、2歳半の弟が交通事故で 亡くなりましたので、 命の大切さを感じて生きてきました。 どんなに苦しくても生きていれば、 決して辛いことや悲しいことばかりではない。 そのことを、私は絵本の「まってる」をよんで、 心にきざみました。 今すごく辛い経験をなさっている方も、 今日の命を頂いて生きていらっしゃいます。 今までにも乗り越えられないと思ったことや、 悲しみにうちひしがれた日もあったはずです。 でも