① 老化は細胞レベルで起きている! 刻まれたシワやぽっこりお腹。それは細胞の衰えを告げるサイン。 「老化に関連して注目を浴びているのが、再生力を司る幹細胞です。その減少が代謝の低下も招く。ヒトのカラダは約200種類、37兆個もの細胞で構成されており、そのうち修復に長ける幹細胞は生後だと約60億個が存在します。 でも、80代を迎える頃には約200分の1に。その結果、臓器の機能は低下し、基礎代謝も落ちる。さらには、細胞のエネルギーを産出するミトコンドリアの働きも鈍くなります」(大阪大学特任准教授・日比野佐和子先生) 寄る年波に勝つ方法は、ある。 「細胞内のミトコンドリアの量や機能性を高めて、幹細胞を活性化するためにも、日頃の生活習慣を整えて、細胞に力を授けましょう」 ② 代謝、老化、ホルモンの三角関係。 「加齢による内臓機能の衰えはホルモンの分泌量減少も招き、結果的に細胞レベルの代謝も落ちます