横浜市磯子区の20代女性がベビーシッターに預けた幼い長男と次男の行方が分からなくなり、神奈川県警は17日、埼玉県富士見市東みずほ台にあるベビーシッターの関係先のマンション一室で、2人とみられる男児を発見し、うち2歳の長男とみられる男児が死亡しているのを確認した。8カ月の次男とみられる男児は病院で手当てを受けている。神奈川県警は、ベビーシッターの20代男性から事情を聴いている。 県警によると、16日午後4時55分ごろ、女性から「ベビーシッターに2歳の長男と生後8カ月の次男の2人を預けたが、連絡がつかず帰って来ない」と県警磯子署に届け出があった。 女性はインターネットのベビーシッターサイトを見てメールで連絡を取り、16日までの預かりを依頼。14日夕、横浜市磯子区新杉田町のJR根岸線・新杉田駅で、ベビーシッターの代役として現れた30代男性に2人を預けたが、その後、連絡がつかなくなったという。