「那覇の多くの店でクレジットカード決済ができない」「サイトを作りたいがIT人材が足りない」ーーこうした沖縄県内の課題をITによって解決するプロジェクト「Cloud ON OKINAWA」の連携協定が、4月18日に締結された。全国の市町村とIT企業が連携協定を結び、ITサービスによって地方創生を推進するプロジェクト「Cloud ON」の第1弾となる取り組みだ。 同プロジェクトには、沖縄県の糸満市、沖縄市、竹富町、宮古島市の4市町が参画。またIT企業では、KDDI ウェブコミュニケーションズ、沖縄セルラー電話、CAMPFIRE、Square、freee、BASE、ライフイズテック、ラクスル、Ryukyufrogsの9社が参画した。2017年度中に、沖縄県の3分の1の市町村のプロジェクト参画を目指す。 3つの柱で沖縄の課題解決へ 同プロジェクトでは、(1)中小事業者へのITサービスの導入、(2)