かつて「筆自慢」や「G.CREW」といったソフトを販売していたことで知られるメッツが会社を解散すると発表した。 かつて「筆自慢」や「G.CREW」といったソフトを販売していたことで知られるメッツ(東証マザーズ上場)が11月14日、来年1月30日で会社を解散すると発表した。紆余曲折あり、現在は不動産事業などを手がけていた。 同社は1988年に設立。91年にMS-DOS向けソフト「筆自慢」、95年にWindows 3.1向けグラフィックスソフト「G.CREW ver1.0」を発売し、フォトレタッチソフト「PAINT SHOP PRO」の販売も手がけていた。2000年には新設されたばかりの東証マザーズに上場した。 ただ、1999年に「ソフト販売をすべてネット販売に移行する」として店頭への製品出荷を停止。ブロードバンド時代を先取りしすぎた結果、ソフトウェア事業は低迷し、2004年には同事業を譲渡。