サーバやデータベースに対する不正アクセス攻撃が頻発している昨今、攻撃者が新たな標的にしているのがオフィスなどの複合機だという。 ネットワンシステムズは12月5日、情報セキュリティに関する最新動向をテーマにしたメディア向け説明会を開催、同社フェローを務める山崎文明氏が今後予想される情報セキュリティリスクの1つとして、複合機に対する不正アクセス攻撃の可能性を取り上げた。 複合機にはコピーやファクリミリ、スキャナなどの機能を搭載されているが、近年では企業の情報システムとの連携が進み、Webサーバやメールサーバ、認証などの機能も搭載する。山崎氏は、複合機がネットワークシステムの1つだとし、その運用管理が企業のIT担当者ではないケースの問題点に触れた。一般的に複合機の管理は総務部門などが管理し、実際の保守・メンテンスを業者が担当しているが、例えば、OSの更新状況などをIT担当者が確認していない場合が
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