私も子供が6ヶ月過ぎたころから再就職活動をはじめてた。 当初は企業への再就職が内定していたが、いろいろあって芸能界へ進むことになった。子供が8ヶ月のころから本格的に芸能活動をはじめて、それから2年は週に2度休みが取れればよい程で、地方ロケや泊りの仕事も多く、子供の夜泣きがはじまる時期からは殆ど寝れないまま早朝の移動を余儀なくされた。子供を旦那に預けて家を出るときや託児所を後にする時、いつも子供の泣き声を背に後ろ髪惹かれる思いで現場に向かった。いつまでたってもその状況に慣れることなんて無くて、毎度、胸引き裂かれるほど心が痛くて、時として泣きながら託児所の階段をおりた。でも振り返ったりはしなかった、わかってた。もし振り返れば、いつだって仕事を放り出して子供のもとへ駆け寄ってしまいそうな自分がいること。まず私が強くならなくちゃって思ってた。 当時はどれだけ働いても、単価が低くて、とてもじゃないけ
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