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2024年1月18日のブックマーク (3件)

  • 不安になったら薬を飲め

    ずっと不安だった おれが自分の性格というものを説明しようとすると、以下のような言葉が並ぶ。内向的、心配性、後ろ向き、弱気、消極的、意志薄弱、怠惰、マイナス思考、ネガティヴ思考、悲観主義……。 陰キャで、非リアで、なんの前向きさもない人間ということになる。 今の時代、いや、いつの時代でも人間に求められる資質に反していることこの上ない。そして、その通りおれは底辺に近い人生を送っている。 それにしても、なんで、こうなんだろう。というか、世の中の人で、こうでない人がいるのはなぜなんだろう。少なくとも、こう見えない人は存在する。 おれは双極性障害(躁うつ病)持ちである。これはおれの性格の前提なのだろうと思われるかもしれない。 しかし、おれがそう診断されるずっと前、それこそ、物心ついたころから、おれは常にそうだった。 そして、常に不安だった。 幼少期の無力感 おれはちびだった。いや、いまも平均身長から

    不安になったら薬を飲め
  • たった5分の診療であれ「なんでも話せる」人を得ることは大きい

    おれの宿痾 おれは精神の病を患っている。 精神障害者として手帳も持っている。 べつに隠す必要もないし、隠してきたわけでもない。 行政的な病名は「双極性感情障害」ということになる。わかりやすくいえば「躁病」だ。 躁とを繰り返す。これには二種類あって、おれは躁との落差がそれほど激しくないほうのII型である。 いきなり全財産使ってしまうようなI型とは違い、あまり躁状態(軽躁状態)を感じることもなく、だいたい毎日々と生きている。 と、おれがこのような自身の病気を認識するには、ちゃんとした医師にかからなければならない。 自己診断では話にならない。 以下、いくらか病気や医療の話題をするが、診療を受けている人も、そうでない人も、なによりまず医師の診断、判断を尊重するようにお願いしたい。 おれの初診 では、おれが最初に精神科にかかったときはどうだったのか。 思い出してみる。 そのころおれは、ダイエ

    たった5分の診療であれ「なんでも話せる」人を得ることは大きい
  • 「お前だけは売ってやると社長に言い寄られ…」できちゃった婚でアイドルを辞めた女傑・新川てるえ(59)の‟人生波乱万丈” | 文春オンライン

    アイドルグループのメンバーだったのに「できちゃった婚」で芸能界を引退。その後、3度の結婚離婚を経験。シングルマザーにステップファミリー(血縁関係の無い親子や兄弟姉妹のいる家族)と家族形態が多様化する社会の最前線に立ち続けた。成功や幸福、失敗と挫折――人生の酸いも甘いも知った年齢で、なお国際ロマンス詐欺に遭う。 新川てるえさん(59)はその豊富な経験ゆえ肩書も多岐にわたる。親子問題の専門家、家庭環境のカウンセラー、NPO法人の代表も務め、時には国際ロマンス詐欺の被害に悩む人々のよき相談相手にもなる。 彼女に寄せられる厚い信頼の源泉は、なによりもその人生経験の深さに拠る。望むと望まざるとにかかわらず、昔ながらの家族観や、ステレオタイプの女の幸せとはつねに壁1枚隔ててきたのが新川さんの半生だったかもしれない。だからこそいま、彼女の言葉は重い。(全4回の第1回) 現在の新川てるえさんとアイドル

    「お前だけは売ってやると社長に言い寄られ…」できちゃった婚でアイドルを辞めた女傑・新川てるえ(59)の‟人生波乱万丈” | 文春オンライン