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ブックマーク / mamiamamiya.hateblo.jp (28)

  • 『モテキ』3巻 - 雨宮まみの「弟よ!」

    先日、超美人でスタイル抜群の友人と『モテキ』の話をしていたところ(なぜスタイル抜群で超美人が『モテキ』を読むのかということも重要なポイントなのでしっかり覚えておいてください)、その友達が「いつかちゃんって、当はいちばん男に好かれるタイプじゃないですか。なのに自分はモテないとか言っててムカつきますよね!」と言い出して、そそそういえば……と思いました。 私は『モテキ』3巻はっきり土井亜紀派なんですが、なぜそんなに土井亜紀に来るかというと、彼女の「女だから(土井亜紀の場合「美人だから」も加わる)ってラクに生きていけるわけない」っていうところ、自分なりにやりがいのある仕事を見つけて生きていきたいと思ってるところ、そして「私だって自信ないのよ?」「踏み込むのを怖がらないでよ」っていうところ、などなどなんですよね。土井亜紀は「女」である前に「個人」としての自意識や「社会に認められたい」っていう気持ち

    『モテキ』3巻 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • ■ - 雨宮まみの「弟よ!」

    『おおきく振りかぶって』のアニメの再放送を観てます。『おおきく振りかぶって』は放送のときも観てたし、コミックスはもう何度読み返したかわからないし、展開もわかっているのに毎回観るたびに泣きます。嗚咽するほど泣くときもある。 最近友達から『flat』を借りて読んでるときに思ったのだけど、最近は、恋愛以外の「誰かを大事に思う気持ち」や「誰かとつながりたい気持ち」、そういうものが描かれているマンガが増えているんじゃないだろうか。まぁ、なんか、私の単純すぎる印象だからわかんないし、昔から恋愛以外のことで盛り上がってるマンガや面白いマンガはいっぱいあるんだけど。 草とか肉とかじゃなくて、そういうことだと思うんですよね。恋愛だけが深い人間関係ではないし、セックスだけが深い交流ではない、そして深く傷つくことも、恋愛やセックスだけではない。友情だろうが単なる知り合いだろうが、もめるときはもめるし、ほん

    ■ - 雨宮まみの「弟よ!」
  • ■ - 雨宮まみの「弟よ!」

    べしゃり暮らし 9 (ヤングジャンプコミックス) 作者: 森田まさのり出版社/メーカー: 集英社発売日: 2009/11/19メディア: コミック購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (17件) を見る ★『べしゃり暮らし』9巻出ました。コンビニで買って電車の中で読んでたら泣けてきて泣いてたら隣の人があきらかにひいてて申し訳なかった。コンビニだからカバーかけてないし、こんなゆかいそうな表紙のマンガで泣いてたらびびるよな。すみません。そして9巻まできてやっと! という瞬間があって、鳥肌立った。これ描くの9巻まで待ったんだ、これ描くために9巻も費やして、と思うとまたぶわっと涙が……。 私の周りでは、お笑いが好きな人ほど逆に『べしゃり暮らし』を読むのを避けていたりします。理由は「その中に描いてあるネタが寒かったら説得力がないから」。気持ちはわかる。お笑い好きだし、森田先生も好きだ

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  • 『自由をつくる 自在に生きる』森博嗣 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★森博嗣は私が世界でいちばん好きな小説家ですが、そんな森さんが「自由というものは何か」「自由になるためにはどうすればいいのか」を書いたを出されました。 「自由」ということについて、多くの人は(自分も含め)わかったつもりになっている。これを読み始めたとき、ぞくっとして、そのあとは息苦しくなったり、泣けてきたりした。それは自分の苦しかったことの多くが「不自由」に根ざしているものだったと気づいたからであり、なんとなく感じていたことが言葉になっていたからで、「自由」を言葉にしたシンプルさが凄い、だと思った。自分がなぜ森博嗣を好きなのか、そのことをうまく説明できたことは一度もないが、自分の中では「なぜ好きなのか」が、このを読んですとんと腑に落ちたような感じがあった。 私にとって、森博嗣という人は遠い人である。自分と似ているから大好きとか、小説にものすごく感情移入できるから好き、というのではない

    『自由をつくる 自在に生きる』森博嗣 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • ■ - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★一年に何回か棚を整理するたびに必ず読んでしまい必ず泣くマンガです。実家にはふつうの単行バージョンがあって帰省したらそっちも読んでしまう。なんかもうこれが永遠の理想の恋愛のような気さえしてきました。恥ずかしいな、中学生の感覚からひとまわりしてまたそこに戻ってる……! もうすぐ『LOVELESS』最新刊発売なので思い出してまた読んでまた泣いたよ……。このラブシーンは世界でいちばん好きなラブシーンです。よくわかる。「好き」だとあらためて意識しないほどに、当たり前に好きだなぁ、高河ゆん。もしこの人がいなかったらなんていう問いがこんなにばかばかしく思える作家もほかにいない。だって、いないわけがないもの。それぐらいタフで、芯の太いものを描いているんだよ。腐女子とかあんま関係ない。 タイトルや名前のつけかたのセンスも好きです。そして、時代の色を濃く反映したものをいつも描いてると思う。それに意味があ

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  • 『ファンタジウム』杉本亜未 - 雨宮まみの「弟よ!」

    いまどき、これまたどうしてマジシャンのマンガ!? と最初は思った。『ファンタジウム』は名マジシャンだった祖父を持つサラリーマン・北條英明が、祖父の死後、祖父の弟子だったという中学生・長見良に出会うところから始まる。良はとても中学生とは思えない天才的なマジシャンだが、難読症という文字の解読が難しい(まったく読めないわけではない)先天的な障害のため、学校にも行かず、かといって働こうにも工場の図面が読めない。良にできるのは、マジックだけで、そのマジックは「ほんもの」だ。 北條は祖父への思いもあり、良を引き取ってマジシャンへの道へ進ませようとする。同時に良のような生徒を引き受けてくれる学校も探す。北條は責任感も思いやりもある「いいヤツ」なのだが、「難読症」というのがどういうことなのか、いくら勉強しても当の意味で理解はできない。良は北條の善意を理解しながら「ただおじさんは学校で読み書きできないって

    『ファンタジウム』杉本亜未 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • ■ - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★メンズサイゾーに『銭』(鈴木みそ/エンターブレイン)のマンガ評を書いております。 http://www.menscyzo.com/2009/07/post_163.html 『銭』はずいぶん前にコメント欄ですすめてくださった方がいらっしゃいまして、それもあって読んだマンガです。おくればせながらおすすめいただいた方に御礼申し上げます。このエロ業界編、情報も評価すべき点でしょうが、なんかあのさっきまで素人だった女のコ(OLさん)が急にエロくなってっちゃうとこが、まるで超デキのいい素人初出演AVを見ているようでドキドキしました。ページ数にすればほんの少しなのに、やたらと印象強いんですよね。あんな撮影の光景は、もし撮影現場を取材されていたとしてもなかなかないのではないかなぁ。……いや、あるか。素人初出演じゃなくても、さっきまでフツーに服着てお弁当とかべてた女優さんが、カラミ始めた途端にあきらか

    ■ - 雨宮まみの「弟よ!」
  • セックス - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★以前「草とか肉とかいうカテゴライズが苦手」というエントリを書いたことがありますが、自分ではその後も草とか肉とかになんか釈然としないものを感じていて、「カテゴライズ自体が苦手なのか?」「それともほかに何か苦手な要素があるのか?」と考え続けていたのですが、こないだ「あ!」と気づいたことがあったので、書いておきます。 私は昔は、人が「誰が誰をった」とかいう話を聞いたりしても、あまり何も感じなかったのですが、あるとき、ある人に「俺、その『った』とか『う』っていう言葉がすごく嫌なんだよね」と言われて、ああ、たしかにいやだなぁ、と思ったんですね。誤解をおそれずに言えば、下品ということです。下品なのが悪いとか、上品なのがいいとかいう問題ではないので(そんなこと言い出せば私の職業だって下品そのものだし)それを軽蔑しているとか、そういう意味ではないです。 自分はセックスした相手に「った」な

    セックス - 雨宮まみの「弟よ!」
  • SMを求める理由 - 雨宮まみの「弟よ!」

    近所に、ちいさな女の子が住んでいる。いつもおてんばで、夕方、保育園から帰ってくる時間になるとお母さんに怒られてる声がきこえてくる。今日は、ひとりきり怒られたあとに急にその子が「お母さん、だっこしてー」と言い出した。お母さんはさっきまで怒っていたのに思わず笑い出し「やだよ、暑いし重いしベタベタするし」と言ったけど、抱っこしてあげたみたいだった。女の子は「なつかしい? 赤ちゃんのときみたいで」と言って、お母さんはまた笑った。 そのやりとりを聞いていたら泣けてきてしまって(最近泣いたことばかり書いてて情緒不安定だなーとわれながら思うけれど)しょうがなかった。 SMを求める人には、それぞれ個別にいろいろな理由があると思う。私の中にも、ひとつだけではない、いくつかの理由があるし、求める快感の種類もいくつかある。単に恥ずかしいことをされて興奮するというのもあるし、それも大きいけど、もうひとつは子供に戻

    SMを求める理由 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • エヴァ廃人状態 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★寝〜てもさ〜めて〜も『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のことしか考えられません……。そして思い出しては泣くというちょっと精神的にどうかしてる人っぽい言動を繰り返してます。ヒマさえあればまた観に行こうとしてるし、こんなことはちょっとなくて、自分でもどうしたらいいのかわかりません。私にエヴァの話しないで! 絶対暑苦しく語り続けてむちゃくちゃうざいから! いままでと何がそんなに違うのか? というと、具体的にストーリーが全然違うんですが、そしてアクションシーンのかっこよさもしびれるんですが、もうやっぱり何よりも今回は「人とつながろうとすること」が描かれている、というところが、深く深く刺さって抜けないです。 親子や友達、恋人、仕事仲間、そういう人たちと普通に会話を交わし、私たちは「つながって」いるつもりでいる。そうやって言葉を交わして「つながる」ことは、すごく簡単で、すごく難しいことだ。当に当に

    エヴァ廃人状態 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • モテ本 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★新書のセックスハウツーを読んでいて、ハウツーのことやら、モテのことやらを考えていると、ずーっと思い続けてることを思い出しました。 それは、ロンブーの淳に「モテ」(※注・男向けのモテではなく、女に向けて男をどうオトすか、そのテクニックを書いた)を出して欲しい! ということだ! 数々の男芸人をだまくらかしてメロメロにさせてきた淳のメールテクの凄さ、またデート中のアドバイスの的確さといったらない。あのインカム貸してくれ〜と叫びたくなったことも何度もあります(ファーストデートなどで緊張する際に)あのインカムで淳にアドバイスされた通りにしていれば、順調に相手の部屋とかにまでたどりつけそうな気がする……。 いろんな企画がありましたけど、私はいまだに麒麟田村をだまくらかしたスペシャルの回が忘れられないんですよね。急に売れて東京来て、お金持ってるからなんとなくオシャレにもなって、でもパスタ

    モテ本 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 『モテキ』 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★読みました。これ読んで「女に生まれただけでヤる相手には困らんだろ! だから女にモテない男の気持ちはわからない!」なんて言う男の人は反省するといいと思うよ。女もいろいろあんだよ。そしてそういうことはわかちあえるんだよ。 ……私も居酒屋のトイレとかクラブのトイレとかでセックスするような青春送りたかったです。ゴールデンウィークなのにそんなことをぼんやり考える春の宵。今年もそんなことはありそうにありません……。ちくしょートイレにコンドームの自販機置いてるよーなクラブつぶれちまえ〜(うそですagehaつぶれないでください)。 でも、このマンガは、性根が明るい感じがして、読むのがつらくなかった。性格のいいマンガだと思う。「わ、わかる……」っていう気マズさや、しょせん当て馬かよーとか、いろいろ思い出して死にたくなるような場面がいっぱいあるのに、そんなにイヤな気持ちにならないんだよね。 男の人が思い出し

    『モテキ』 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 草なぎ逮捕翌日のフレッシュマンの会話 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★今日昼間電車に乗っていたら、フレッシュマンらしい(スーツを着慣れてない、推定20代前半)の男二人が草なぎ逮捕についてしゃべり始めた。 フレッシュマンA「草なぎマジウケんだけどw(←私はこういう表現、ふだん使わないんですけど、あえて書いた理由は読み進めていただければわかります)飲酒運転の8倍のアルコール検出されたってどんだけ飲んだんだよwwwしかも一人で騒いでたってキ○ガイだろマジで」 フレッシュマンB「ビックリしたよな〜」(わりと冷めた感じ) フレッシュマンA「昨日2ちゃんのニュー速板とかすげーことになっててさぁ、20ぐらいスレ立ってんの、草なぎだけで。祭りだよ祭り。メシウマとかみんな言っててwww」 フレッシュマンB「メシウマ?」 フレッシュマンA「草なぎの不幸でメシがウマいってこと。ヒーッヒッヒ(←誇張表現ではなく当にこの音で笑った)祭りだよね〜」 電車ごと海に突っ込んでくれ〜と思

    草なぎ逮捕翌日のフレッシュマンの会話 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 女をこじらせて - 雨宮まみの「弟よ!」

    こないだ飲みの席で「私もいろいろこじらせてたからさ〜」と言ったら、ライターの先輩の女友達に「過去形じゃなくて今もこじらせてるでしょ!」と鋭角すぎる(10度切ってるね。鋭利な刃物に近い角度)ツッコミを入れられた雨宮です。みなさんお元気でしょうか。 「こじらせてる」ということについて、私は長年こじらせてきたので、自分の意志にかかわらず「こじらせ研究家」にならざるを得ない部分があるのですが、長年の研究の結果わかってきたことでひとつ大事なことは「こじらせ」には自分が原因のものと、そうでないものがあるということです。 自分が原因のもの、例えば自分のことを自分で美しくないとか、恋愛するのに向いてないとか、コミュニケーションが苦手だとか才能がないとか、そういうふうに「自分で」判定し、「どうせ自分なんて……」と思ってる「こじらせ」は、その気にさえなればある程度は自分で改善できると思う。他者ではなくて、自分

    女をこじらせて - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 『みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。』 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★『みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。(勝つ広告のぜんぶ)』(仲畑貴志著/宣伝会議←昔面接受けて落ちた会社だー! おぼえてますよ面接で『好きな雑誌は?』『ロッキン・オン・ジャパンです!』と答えて落ちたの。そりゃ落ちるっつーの)読みました。 コピーライターや詩人、歌人というひとたちは、私がもっとも憧れる人たちなのですが、たった数行、数語の短いものでみずみずしく何かを切り取るようなところが好きで、たまにそういうものに触れたくなります。 「みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる」という言葉自体があまりにキャッチーで、笑っちゃうくらいうまいので思わず買ってしまったこのでしたが、タイトル以上にこの中に書かれているコピー論、広告とは何かという考え方に背筋がもう、ビシッとカツを入れられた感じになりました。 中には仲畑さんほどの人でさえ、昔やっちゃった恥ずかしい失敗、ほんとうにこれは笑えな

    『みんなに好かれようとして、みんなに嫌われる。』 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 草食とか肉食とか - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★前日のエントリを見てびっくり。なんか違う色の☆がついてる! なんじゃこりゃーと思ったら、カラースターというのがあるのですね。こういうどうでもいいかわいいサービスは好きです(そして緑の☆をくださったTTTTさん、ありがとうございます)。 ★こないだある編集部から「草系男子と肉系男子のどっちが好きか、アンケートに答えてください」というメールが来たので「いやです」と返事して、そのおとなげのなさに自己嫌悪も含めて最悪の気分になってしまった(木村さんほんとすみません)。 私はその編集部のみなさんが好きだし、その企画の一環でインタビューする仕事も喜びいさんで受けているんだけど、インタビューとアンケートは違う。ある人に「草系」とか「肉系」とかいうキーワードをぶつけて話をきくのはいい。その人の発言や考えがちゃんと出てくるし、エロい話もできるし、ポジティブな肉欲を見せつけてもらうのはすごく楽しい企

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  • 『だれでも一度は、処女だった。』千木良悠子・辛酸なめ子 - 雨宮まみの「弟よ!」

    『よりみちパン!セ』(よく間違えて『よりぬきパン!セ』と言ってる人を見かけます)の新刊です。パン!セのシリーズはよく買うのですが、たまーにピンポイントで献いただきます。このは「読みたい。でも……」とためらっているところに届きました。 このは、まず著者の千木良さんが自分の母親に処女喪失についてインタビューするところから始まります。そして処女を失った人へのインタビュー、処女の人へのインタビュー、男性へのインタビューへと進んでいく。お母さんへの二度目のインタビューもあり、おばあちゃんへのインタビューもあって、千木良さん自身の処女喪失も語られていて、このへんのことはすごく面白い。 構成もいいし、千木良さんの文章はやさしく、偏見がなくて、デリケートな問題を扱うがゆえの思いやりや苦悩も垣間見えたりしてとてもいいと思うのですが、そういう問題じゃなくて、この、私にはとってもしんどくて、なかなか読み

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  • デブという名の呪い crazy little thing called fat - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★「バレンタインか〜。チョコ欲しいな〜」とか寝言を言っていたらほんとにもらってしまいました。女の子から! う、うれしい……。命チョコでなくても嬉しいという男性の気持ちがちょっとわかった気がします。最近「逆チョコ」とか言われてますが(男性が女性に贈ることをそう言うんだよね)私は特にチョコレート好きだからかもしれないけど、命じゃなくても男の人からちょっとした好意でチョコレートもらうの嬉しい気がするな。昔英会話教室に通っていたころ、アメリカ人の男の先生が「バレンタインは、アメリカでは男性が女性にプレゼントするものなんだよ〜」とチョコレートをくれたのを思い出します。 ★正月を過ぎて一ヶ月。体重計に乗ると、今までに見たことのないデカい数字が表示され、びびったのは二週間ほど前。どれぐらい太ったかというと「あと2、3キロやせたら理想的なのにな〜」と思ってた体重からさらにプラス4キロ。要するにやせたい

    デブという名の呪い crazy little thing called fat - 雨宮まみの「弟よ!」
  • コンサバとの付き合い方 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★こないだセールに行ったときに、淡いピンクのダチョウの羽根のボレロを試着してみました。お値段は半額で2万円。そしてものっすごいふわっふわで、着て鏡見た瞬間店員さんと顔を見合わせて笑ってしまったシロモノなのですが、(私)「ぱ、パーティーって感じですよね〜」(店員さん)「そうですね〜、パーティーならバッチリですよ!」(私)「でもこれ、主役じゃなきゃ着れないかも……」(店員さん)「……色違いの黒なら大丈夫かもしれません!」と話しているうちに、今まで幾度となく繰り返してきた「パーティーの失敗」を思い出しました。 パーティーと言っても、エロライターが出席できるパーティーといえば『ソフト・オン・デマンド大賞授賞式』か『アウトビジョン大忘年会』(どちらも一流ホテルなどで華々しく開催されます)ぐらいなもので、それも取材の人は別に平服で全然大丈夫なので、一般に「パーティー」と言うともっとも出席する頻度が高い

    コンサバとの付き合い方 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 32歳のクリスマス - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★飯島愛が死ぬクリスマス・イブほど悲しいイブを、私はほかに思いつきません。そんなに大好きでずっと追いかけていたわけではなくても、テレビで楽しそうに笑って正直に話してるだけで人を元気にさせる才能があった彼女が(自殺、病死にかかわらず、この若さで)「死んだ」という事実は、ちょっとした病患者の心の支えをポッキリ折るのに十分すぎるほど悲しいニュースで、悲痛なものすら感じます。ずっとテレビで観ていたからずっと年上だと思っていたけど、まだたった36歳だったんですね。私は、彼女と同じ婦人科医を行きつけにしています。会ったことはないけど、大好きな芸能人が亡くなるよりも、もしかしたら今のほうが悲しいかもしれない。「陽」の感じをもった人が亡くなるのは、どうしようもなくやるせないものです。 彼女の冥福を祈るとともに、これから先は別の話題ね。彼女についてのことではなく、彼女の死から、いろいろ考えたこと。彼女には

    32歳のクリスマス - 雨宮まみの「弟よ!」