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【ワシントン支局】米航空宇宙局(NASA)マーシャル宇宙飛行センターのリチャード・フーバー博士が、地球外の微生物とみられる化石を隕石(いんせき)の中に発見したと、4日の専門誌「ジャーナル・オブ・コスモロジー」電子版に発表した。 ロイター電によると、生命が地球外で生まれ、彗星(すいせい)などによって運ばれてきた可能性を示すが、論争は必至で、同誌は多数の研究者に検証を呼びかけている。 フーバー博士は、アフリカなどで採取された隕石3個の断面を電子顕微鏡などで調べ、原始的な生物の藍藻類に似た構造の痕跡を発見したという。 痕跡には、生命を形作る基本元素のうち、炭素は豊富だが窒素がほとんどなく、同博士は「太古の時期に抜けてしまった」と推測している。
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