13日午後6時24分ごろNTTドコモの携帯電話で起きた国際ローミングサービスの障害が長引いている。14日午後2時現在も障害が続いており、規模や設備の特定はできていない。 グループ会社であるNTTコミュニケーションズが運用している国際ローミング用の通信網が通信の集中によって輻輳(回線が混雑してつながらない状況)状態になり、国際電話などがつながりにくくなっている。 障害の影響は国際ローミングが利用可能な220カ国・地域に広がっており、午後1時現在で韓国、台湾、タイなどアジアを中心に975件の苦情・問い合わせがきているという。 ドコモは2日にも国際ローミングで交換機の故障による通信障害が発生、7万人に影響が出ており、8月になって2度目。今回は交換機などハードの故障が原因ではなく、前回とは異なる障害だという。