2007年9月23日、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ(Dalai Lama)14世と会談した、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相(中央)とローラント・コッホ(Roland Koch)ヘッセン州首相。(c)AFP/GUIDO BERGMANN BUNDESREGIERUNG 【9月24日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は23日、独首相として初めてチベット(Tibet)仏教最高指導者のダライ・ラマ(Dalai Lama)14世と会談した。事前に中国からの強い抗議があったものの、会談を行った同首相は、ダライ・ラマが求めるチベット自治区の高度の自治権獲得を支持する姿勢をみせた。 会談後、メルケル首相の報道官は「首相はダライ・ラマに敬意を表し、チベットの文化的アイデンティティの保護、そして彼が行っている、宗教的自由とチベットの自治権を求め