統合デザイン学科は、従来の領域の区分を取り払い、コミュニケーションやプロダクトに限らず、その他の諸領域を含め横断的に学ぶための新たなデザイン教育の場です。 社会や産業を構成する様々な問題や複雑な要素を生活の営みから感覚的に嗅ぎ分け、それを論理、分析し、視覚化して伝える力と、ものとして具体化し実在化させる能力に長けたデザイナーを育てます。身体の延長としてのものや空間、その集合体としての環境、そしてそのそれぞれを繋ぎ合せる媒介としてのシステムとコミュニケーション、画像や映像や身体のインタラクション、それらが途切れることなく一貫性を持って統合されたデザインは、それ自体が美学として、生活や社会や産業をより良い方向に導く原動力となります。統合デザイン学科では、そのようなデザイナーを育てるために、各個人の興味領域を中心としつつも、それと関連する様々な領域が統合されたデザイン全体を「プロジェクト」として
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