玉木宏、ＮＨＫ大河ドラマ「平清盛」でライバル・源義朝に挑戦 俳優の玉木宏（３０）が、２０１２年のＮＨＫ大河ドラマ「平清盛」（松山ケンイチ主演、日曜・後８時）で清盛生涯のライバル・源義朝役を演じることが２７日、分かった。義朝は清盛を語る上で不可欠なキャラクター。平安末期、平治の乱で清盛と対立して最期を遂げたが、武士を日本の表舞台に押し上げる先がけとなった人物だ。玉木は「功名が辻」（０６年）、「篤姫」（０８年）に続き、３度目の大河出演となる。 玉木が松ケンの好敵手になる。玉木ふんする義朝は、貴族社会だった平安時代に武士を表舞台に押し上げる先駆けとなった武将。保元の乱で清盛と共闘したが、平治の乱で対立して敗れ、殺害されるまでライバルストーリーを展開した。また、のちに鎌倉幕府を開いた源頼朝、牛若丸こと源義経の父でもある。 玉木は映画化もされたドラマ「のだめカンタービレ」のコミカルな演技から、現在放

大分・東が４強弾！Ｊ移籍市場の目玉がまた株上げた…アジア大会第８日 前半４５分、東（手前）が先制ゴールを決め、ガッツポーズ ◆広州アジア大会第８日（１９日、中国・広州）　サッカー男子のＵ―２１日本代表は準々決勝タイ戦を行い、１―０で５戦連続完封勝利。前半４５分にＭＦ東慶悟（２０）＝大分＝が、今大会初ゴールとなる決勝点。今代表では珍しくＪリーグで着実に経験を積み重ねている実力者が、関塚ジャパンをベスト４へ導いた。２３日の準決勝はイランと対戦する。 待望の一撃。オレが東だ！　前半４５分、背番号１５の右足が準決勝切符をたぐり寄せた。ＭＦ山崎が左サイドからエリア内にドリブルを仕掛けると、中央でタイミングだけを計っていた。「山さんがもっと早いタイミングで出してくると思ったけど、ドンドン抜いてくれた。決めるだけだった」。タッチライン際からの折り返しを、右足インサイドで流し込んだ。 これまで３戦で先発し

巨人自由契約の豊田が広島入り 現役続行にこだわり巨人から自由契約となっていた豊田清投手（３９）が広島入りすることが１４日、分かった。今季は救援陣のやりくりに苦しんだカープが、通算１５７セーブの経験と実力を高く評価し、獲得に成功。貴重なリリーフ右腕が、巻き返しの切り札となる。 現役への思いを貫いた男の新天地が、広島に決まった。今季、豊田は腰痛の影響もあり登板は１６試合のみ。オフには、指導力を高く評価する巨人から、選手兼任コーチの打診を受けていた。しかし、「現役一本で投げ抜きたい」との思いから退団を決意。現役続行の道を探っていた。 広島は守護神の永川に加え、セットアッパーのシュルツら救援陣に故障者が続出。防御率が球団史上ワースト３位となる４・８０と落ち込み、野村監督就任１年目は５位に終わった。指揮官も「今年は６回以降にひっくり返される試合が、３０試合あった」と話すなど改善策を求めていた。 豊田

ペトロヴィッチ監督が続投へ！ストヤノフは退団…広島 広島のペトロヴィッチ監督（５３）が来季も続投することが３日、分かった。クラブ幹部は「代える理由がない」と明言。指揮官も受諾することは確実となった。また、来季へ向け、川崎から期限付き移籍中のＭＦ山岸智（２７）を完全移籍で獲得することが確実に。すでにクラブ間で合意に達している。この日、出場機会の無かったＤＦストヤノフ（３３）は退団する見込み。

長谷川監督退任　来季は“ヒディンクの右腕”ゴトビ監督…清水 清水の長谷川健太監督（４５）が契約満了に伴い、今季限りで退任することが３１日、分かった。クラブは来季の新監督として現イラン代表監督のアフシン・ゴトビ氏（４６）を最有力候補として準備を進めていく。 長谷川監督は０５年に就任し、ＦＷ岡崎慎司、ＭＦ藤本淳吾ら若手を積極的に起用しながら低迷していたチームを常に優勝争いに加わる強豪に育て上げた。ＭＦ小野伸二を補強した６年目の今季は序盤から首位を快走したが、夏場以降の失速により悲願のリーグ初Ｖは絶望的。参謀役だった田坂和昭コーチ、浦上壮史ＧＫコーチ、杉本龍勇フィジカルコーチも今季いっぱいで退任する。 クラブはさらなるステップアップのため、外国人監督の招へいを検討。イラン出身で米国国籍のゴトビ氏は、０２年日韓Ｗ杯でヒディンク元韓国代表監督のコーチとして４強入りに導いた人物。攻撃的なヒディンク・イ

内川と日高の獲得に向け調査…ソフトバンク ソフトバンクが横浜・内川聖一内野手（２８）とオリックス・日高剛捕手（３３）を、ＦＡでの獲得へ向けて調査していることが１９日、分かった。０８年首位打者の内川は打撃だけでなく一塁、外野を守れる点も評価した。 チームでは正一塁手の小久保が３９歳、多村も海外ＦＡ権を行使する可能性が高く、補強ポイントとして注目してきたが、獲得へ本腰を入れる。また、昨季までレギュラー捕手の田上が不振。山崎と併用が続いた。そこで今季７９試合出場に終わった日高が候補に浮上した。

多村、海外ＦＡ行使し米挑戦へ…ソフトバンク 海外ＦＡ権を行使しての米大リーグ挑戦を視野に入れているソフトバンク・多村仁志外野手（３３）が、タック佐藤氏を代理人に絞ったことが１９日、分かった。同氏はかつてスコット・ボラス氏の代理人事務所に在籍。松坂（Ｒソックス）が０６年オフに西武から移籍した際の契約にかかわった日本人選手と米球界の懸け橋といえる存在だ。 多村はプロ１６年目の今季は打率３割２分４厘、２７本塁打、８９打点。すでにＤバックスなど複数球団がヤフーＤを訪れ、チェックしている。今月中に交渉予定の小林至編成・育成部長（４２）は「全力で慰留します」と説明したが、権利を行使する可能性は極めて高い。プロ入り当初からの夢だったメジャーへ、敏腕代理人とともに準備を整える。

新潟・リシャルデス、浦和入りへ…Ｊ最高クラス年俸２・５億円 前半、名古屋・玉田（右）とボールを競り合う新潟のマルシオ・リシャルデス ◆Ｊ１第２６節　新潟４─１名古屋（１７日・東北電力ビッグスワン）　浦和が新潟ＭＦマルシオ・リシャルデス（２８）獲得の正式オファーを出していることが１７日、明らかになった。昨季も獲得に乗り出していた浦和は今季限りで契約満了となる司令塔にリーグ最高レベルの推定年俸２億５０００万円を準備。最大の誠意を示すことで、同じく興味を示しているＵＡＥ、カタール強豪や川崎との争奪戦を制する可能性が高くなった。 Ｊリーグ最高の司令塔の去就問題が一気に動き出した。関係者によると０７年のアジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）優勝以降、低迷を続ける浦和が来季の巻き返しを期し、マルシオ・リシャルデス獲得の正式オファーを出したことが判明した。 絶大なスピードと技術を武器に今季リーグ戦２０試合

横浜スタジアム社長、名誉棄損で写真週刊誌「訴える」 身売りに揺れる横浜の本拠・横浜スタジアムの鶴岡博社長（７０）が、写真週刊誌「フラッシュ」を出版する光文社を相手に、名誉を棄損されたとして民事訴訟を検討していることが１６日、分かった。 １２日発売の同誌は、横浜スタジアムとの契約が球団経営を圧迫したとの記事を掲載。「（球場の）運営会社の広告収入は年間３０～４０億」「年間１０億円以上とも２０億円以上ともいわれる黒字」とする現役球団職員の証言を紹介している。 鶴岡社長は「広告収入が３０～４０億って、バカな数字を出して。今年は９億だよ、９億。今度ウチの方から訴訟出すよ。これだけの数字を文章で出しているんだから、責任を取ってもらわないと」と激怒。黒字額も３億円程度と主張しており、顧問弁護士と対処を相談していると明かした。一方のフラッシュ編集部では「担当がいないので、何とも答えようがない」としている。

０２年ドラフトで断念した多田野を９年越し獲得へ…横浜 横浜が日本ハムを戦力外となった多田野数人投手（３０）の獲得に乗り出すことが４日、分かった。多田野は大リーグを経験し、日本ハム時代の０９年には５勝を挙げ、リーグ優勝に貢献した先発右腕。チームはここまで１２球団ワーストのチーム防御率４・９２と、今オフは投手陣の整備が急務。中でも、先発の駒不足に苦しんでいるだけに、球団幹部は「調査はしている。獲得候補に入っている」と明かした。 横浜は０２年のドラフト自由枠で獲得する予定だったが、ドラフト直前に右肩痛などを理由に急きょ断念していた。それでも、球団は昨オフにフロントを刷新しており、同幹部は「もう昔の話。今の実力と本人の意欲があるなら、問題ない」と断言。今後は獲得に向けて本格的に調査することになりそうだ。 身売り騒動で揺れる球団は、今オフの補強資金が見えてこない状態だが、岡本編成部長は「球団としての