Windowsの世界にはActive Directoryという優れた仕組みがありますが、Linuxでもその恩恵を受けることが出来ます。LinuxサーバがActive Directoryと連携することで、以下のようなメリットがあります。 管理者はユーザ情報を一元管理できるので、手間が減る。サーバごとにユーザを作る必要がない。 利用者はいつもと同じIDやパスワードでLinuxサーバにログインできる。サーバごとにパスワードを設定する必要がない。 本稿では、LinuxサーバでActive Directory認証を利用する手順を説明します。意外と簡単でした。 前提条件 CentOS 6.4 x86_64 で確認しています。 リゾルバが正しく設定されていること。 Active DirectoryとDNSサーバが正しく設定されており、Windowsクライアントがドメインに参加できていること。 Activ