2015年8月10日には、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在しているNASAの宇宙飛行士が、人工光型・植物工場にて生産したレタスを初めて試食したが、その後も植物工場システム「Veggie」では継続的な栽培実験が行われており、花の栽培やレタスの再生栽培などが行われている。 国際宇宙ステーションISS内に導入された植物工場「Veggie」では6株のレッド・ロメインレタスを栽培され、収穫の際には株元を切って、全てを収穫するのではなく、宇宙飛行士が必要な量だけを収穫し、再度、植物を生長させる「再生栽培」の実験が行われている。 再生栽培とは、植物の株元・根を活用して野菜を再生させる栽培方式であり、身近な例では、私たちもネギをカットし、根本だけを水につけ、2週間程度で葉を再生させ、繰り返し使用している。 NASAの実験でも、収穫可能な葉の部分だけを選抜し、根を残して10日ごとに収穫していた。種子から