ロットリング ドイツ生まれの製図・筆記具ブランド「ロットリング」。 プロに選ばれる操作性、 精密性が世界的に高い信頼を得ています。 ロットリングの歴史は、第9回アムステルダム・オリンピックが開催された年を同じくして始まります。 今から80年程前の1928年(昭和3年)の事でした。 ドイツのハンブルクで商売をしていた後の創業者ウェルヘルム・リープはアメリカ旅行で立寄った産業博覧会で風変わりな1本のチューブラ(パイプ状の)ペンと出会います。帰国してその風変わりなペンをヒントにチューブラ万年筆を考案します。 「ティンテンクリ」と名付けられたユニークな万年筆はまたたく間に評判になり、1931年に新たにリープ社を設立、翌年には世界34ヶ国に輸出するヒット商品となります。 世界的な企業として勝利の行進を始めたロットリングの前身であるリープ社を待っていたのは第2次世界大戦による工場の焼失というダメージで