ブックマーク / gendai.media (4)

  • 「占領期最大の謎」に迫ったNスぺ『下山事件』を見て痛感…すぐれた番組が放つ「見ている者をただ黙らせる力」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    この番組が「真に迫る」ワケ 「下山国鉄総裁轢死事件」が起こったのは昭和24年(1949)のことである。 「下山国鉄総裁轢死事件」は、だいたい縮めて『下山事件』と呼ばれる。轢死事件と言い切るのも問題あるのだが、下山事件という呼称にも違和感がある。 昭和24年にはこの夏、この事件(7月6日死体発見)につづき、「三鷹事件」(7月15日)、「松川事件」(8月17日)と国鉄で立て続けに事件が起こる。 6週間のあいだに続けさまに起こったので「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」と3つ並べて呼ばれることになる。 それぞれきちんと呼ぶなら、下山総裁轢死事件(ないしは下山総裁死体断裂事件)、三鷹駅列車暴走事件、松川駅・金谷川駅間列車脱線転覆事件、であって、残り2つが地名なのに、「下山」だけは犠牲者名である。少し乱暴な感じがする。それがまあ、昭和20年代らしい荒っぽさだといえば、それまでなのであるが、この呼び名

    「占領期最大の謎」に迫ったNスぺ『下山事件』を見て痛感…すぐれた番組が放つ「見ている者をただ黙らせる力」(堀井 憲一郎) @gendai_biz
    plumeria15
    plumeria15 2024/04/08
    歴史的背景は一説として納得しながら伺ったが、森山未來はいだてんも素晴らしかったけど、もうずっと圧倒感があってすごいのですよ。
  • 「いだてん面白くない」と脱落しかけた漫画家が熱烈にハマった理由(折原 みと)

    ドラマをこよなく愛し、雑誌のドラマ企画座談会にも呼ばれている漫画家で小説家の折原みとさん。いま一番ハマっているドラマが、なんと『いだてん』。しかし、たしか始まってしばらくのときは「『いだてん』脱落しそう」と言っていたような……?何がそんなに折原さんを変えたのか、人に解説してもらった。 視聴率ひとケタがニュースに みなさん、『いだてん』、観てますか? そう、あの低視聴率で名高い(?)NHKの大河ドラマ、『いだてん~東京オリムピック噺』ですよ。 2013年朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で一大ブームを巻き起こした脚家・宮藤官九郎氏が大河ドラマに初挑戦。歴史ある大河に新風を吹き込み、2020年の東京オリンピックを盛り上げる!……はずだったこの作品だが、まさかの大惨敗⁉ 初回こそ視聴率15.5%とまずまずのスタートだったが、2回目から急激に失速。2月半ばから7月に至るまで、視聴率は連続ひと桁台

    「いだてん面白くない」と脱落しかけた漫画家が熱烈にハマった理由(折原 みと)
    plumeria15
    plumeria15 2019/07/15
    たしかに感動する場面は多いけれど、選手の重圧、勝手な世論、政治が絡んでいく不穏が流れてて、東京五輪が楽しみ!っていうか、このままで大丈夫か?と、思いながらみてる。
  • 「CDが売れない時代」に、金爆・鬼龍院翔が問いかけること(柴 那典) @gendai_biz

    20歳の頃に好きだった子が… ゴールデンボンバーの鬼龍院翔は、音楽業界の構造の激変を楽曲やパフォーマンスの格好の“ネタ”にしてきたアーティストだ。 バンドは2年7ヶ月ぶりとなるアルバム『キラーチューンしかねえよ』をリリースした。その収録曲『#CDが売れないこんな世の中じゃ』は、昨年に「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)にて初披露された一曲。 番組では楽曲を無料でダウンロードできるQRコードを掲げるパフォーマンスを行い、ツイッターのトレンドワード1位となるなど大きな反響を巻き起こした。 鬼龍院翔はブログにて、パフォーマンスを思いついたきっかけが拙著『ヒットの崩壊』を読んだことにあったと綴っている。 同書では彼が2014年にシングルCD『ローラの傷だらけ』を一切の特典をつけない形で発売した試みを取り上げ、単に特典商法を批判したりCD不況をテーマにしたりするだけでなく「そもそも音楽を売る

    「CDが売れない時代」に、金爆・鬼龍院翔が問いかけること(柴 那典) @gendai_biz
  • 50年間、朝ドラを見てきた私が断言したい「『ひよっこ』はスゴい」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    50年、連続テレビ小説を見てきたが… 『ひよっこ』がいい。 NHK朝の連続テレビ小説である。 有村架純が主人公。彼女はいま、昭和40年を生きている。 これまでの連続テレビ小説とは少し違う。 彼女は何者でもなく、何も目指していない。 断然違うと言ってもいい。 何となく連続テレビ小説を見はじめて50年(自分で書いていてくらくらする)、録画するようになって30年(だいたい全話録画している)、これまで見てきた連続テレビ小説と、根のところで違った作品だとおもう。 大雑把にいえば、これまでの連続テレビ小説は〝積み上げていくドラマ〟であったのに、今回の『ひよっこ』は〝失われたドラマ〟なのだ。 でも、哀しくはない。喪失の哀しみは描かれていない。そこがすごい。後半にかけて回復のドラマとなるかとおもうが、とにかくつねに喜びの物語になっている。 ひとことで言うなら、すばらしいドラマだ。 これまでのパターンとど

    50年間、朝ドラを見てきた私が断言したい「『ひよっこ』はスゴい」(堀井 憲一郎) @gendai_biz
    plumeria15
    plumeria15 2017/06/07
    共感。ちょっとせつなさもありつつ、穏やかな気持ちで毎日みている。回想が少ない演出も好き。
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