帰らぬ人となったエンケ。ドイツサッカー界は悲しみに包まれた【Bongarts/Getty Images】 かつてバルセロナに在籍し、2004年からハノーファーでプレーしていたドイツ代表のGKロベルト・エンケが10日の現地時間18時25分、ハノーファー北部にある自宅付近で列車に跳ねられ死亡した。 ドイツサッカー協会(DFB)の定例会に参加していた同クラブのマーティン・キント会長も、突然の凶報を帰りの空港で受け「何が起こったのか全く分からないが、サッカーと関係がないことだけは確かだ」と驚きを隠せない様子だった。 また元ドイツ代表で、現在DFBの役員を務めるオリバー・ビアホフ氏もこの悲痛な事実を受け、「われわれは皆、言葉にならないくらいに打ちひしがれている」と悲しみをあらわにすれば、同協会のテオ・ツバンツィガー会長も、「われわれはこの知らせに絶望している。今は残された家族のことが心配だ」と肩