【シンガポール=塚本和人】オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)は1日、ミャンマーからの亡命者の証言として、ミャンマー軍事政権が極秘に原子炉とプルトニウム抽出施設を北朝鮮の協力で建設している、と伝えた。北部の山中の地下にあるとされ、5年以内の原爆の開発を目指しているという。 報道によると、証言したのはミャンマー軍の極秘の核開発部隊に所属していたとされる将校と、軍政のビジネスにかかわっていたとされる亡命者。豪国立大学の研究者とジャーナリストが、タイで2年間にわたり個別に聞き取りをしたとしている。