■ 日本の通商・産業政策の転換を! ●中国・朱鎔基首相と2時間意見交換を行う 去る12月12日、中国・北京を訪れ、朱鎔基首相と2時間ほど会談する機会を得ました。中国がWTOに加盟した翌日であり、その前日には経済産業大臣、農水大臣 がセーフガードの本格発動を巡り、交渉に訪れたものの不調に終わった後のことです。 今回の両大臣の訪中は外務省との連携が取れていないと言われ、朱首相の「譲歩で きない」とのコメントを聞き、「足許を見透かされている」という印象を持ちました。 ただでさえ弱い日本の外交が今回の農産品の流入を巡り3省庁の連携が取れていな ければ、さらに弱くなるのは自明の理です。 首相、内閣のリーダーシップの強化と、それを可能とするには国会が立法府として 縦割り行政をしっかりとコントロールしなければなりません。そのためには、「族議 員」が「バッコ」する国会を、国民の皆さんの利益をまず第一に代