「いてまえ打線」の大阪近鉄が最後に優勝した2001年。その中核を担った中村紀洋内野手(37)と、俊足巧打の1番打者・大村直之外野手(34)の2人が今、野球人生の岐路に立たされている。近鉄消滅後、中村は米ドジャースからオリックス、中日、楽天へ、大村はソフトバンク、オリックスで活躍してきたが、このオフにともに戦力外となった。獲得に名乗りを上げる球団がないなか、ベテラン2人は現役続行へ向けて孤独なトレーニングを続けている。(喜瀬雅則) 【写真で見る】現役続行アピール!報道陣に練習を公開 37歳という年齢からすれば、潮時と考えてもおかしくない。それでも、中村は「引退」の言葉が心に浮かんでこないという。 「現役でやっている選手を見ても、自分はまだまだ大丈夫だと思うんですよ。『やれる』と思っている限り、野球を続けていきたいんです」 9月に右太もも肉離れで戦線離脱したが、今季129試合に出場、規
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