ブックマーク / plutocharon.hatenablog.com (178)

  • 35歳は人生の折り返し地点 / 「プールサイド」 村上 春樹 - 日々の栞

    『回転木馬のデッド・ヒート』の名作短編 小説の中には、若いときに読むべきものと、年を取ってからじゃないと心に響かないものがある。村上春樹の「プールサイド」という短編は後者に属すると思う。大学生の時に読んだときよりも25歳になった今読み返した方が、「プールサイド」のもつメッセージを敏感に感じ取れた。25歳にこの短編をもう一度読み返せたことは当に幸運だ。 この短編のテーマは「人生の折り返し地点」についてだ。 「プールサイド」という小説は、『回転木馬のデッド・ヒート』という短編集に収録されている。この『回転木馬のデッド・ヒート』という短編集は少し特殊で、村上春樹自身がこの短編集に収録されている文章は小説ではないと断言している。村上春樹人の言葉を借りれば、小説でもノン・フィクションでもない「スケッチ」だ。 『回転木馬のデッド・ヒート』に収録されている「スケッチ」の主人公たちは、限られた一定区域

  • 綾辻行人の「館シリーズ」の読む順番は? - 日々の栞

    長きにわたりミステリーファンを魅了してきたのが、綾辻行人の「館」シリーズだ。 『十角館の殺人』から始まった「館シリーズ」は、現在9作品目まで刊行されており、ミステリファンを惹きつけてやまない。 この記事では綾辻行人の「館シリーズ」の全作品の紹介とシリーズの読む順番を紹介したい。 綾辻行人の「館シリーズ」とは? 館シリーズの読む順番は? ①十角館の殺人 ②水車館の殺人 ③迷路館の殺人 ④人形館の殺人 ⑤時計館の殺人 ⑥黒館の殺人 ⑦暗黒館の殺人 ⑧びっくり館の殺人 ⑨奇面館の殺人 執筆中のシリーズ最終作は『双子館の殺人』とは? まとめ 綾辻行人の「館シリーズ」とは? 十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫) 作者:綾辻行人 講談社 Amazon 綾辻行人の「館シリーズ」は、1987年に『十角館の殺人』で幕を開けた日の新格ミステリを代表する作品群のことだ。このシリーズは

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  • 『名探偵コナン 隻眼の残像』を観てきたので感想を書く【ネタバレなし】 - 日々の栞

    いよいよ劇場版名探偵コナンの最新作『名探偵コナン 隻眼の残像』が公開された。 映画が待ちきれなかった私は公開日2日後の日曜日に劇場に観に行った。レイトショーで見に行ったのだが、夜中でもかなり席が埋まっていて(9割程度)、改めてコナン人気の凄さを思い知らされた。 私は長らくコナンを追えておらず、去年の今頃は安室さんが誰かも分かっていない有様だった。けど、去年末ぐらいにコナンにハマって今ではなんとか追いついた状態だ。 早速『名探偵コナン 隻眼の残像』を見てきたので、この記事ではネタバレなしで感想を書こうと思う。いやあ、『名探偵コナン 隻眼の残像』すごく良かった。余韻がすごい。 『名探偵コナン 隻眼の残像』は格的なサスペンス・ミステリー作品 安室さんの声 過去の劇場版シリーズのオマージュもあり King Gnuの主題歌『TWILIGHT!!!』も良き 次回作予告もちょっとびっくり 『隻眼の残像

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  • 不在の父と「お方」 / 「神の子どもたちはみな踊る」 村上 春樹 - 日々の栞

    村上春樹の「神の子どもたちはみな踊る」は連作短編集『神の子どもたちはみな踊る』に収録された短編小説でこの短編集の表題作である。『神の子どもたちはみな踊る』という連作短編集は元々「連作『地震のあとで』」という通しタイトルで発表された作品だ。 「地震のあとで (After the quake)」とあるように、『神の子どもたちはみな踊る』は1995年1月17日の阪神淡路大震災に影響を受けて書かれた作品だ。しかし舞台は神戸ではなく、被災地から遠く離れた場所(釧路、茨城、千葉、タイ、東京)が舞台になっており、作品中の設定は1995年2月だ。これは阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件という2つのカタストロフィに挟まれた時期である。そのためか、「地震」のモチーフや「宗教」のモチーフが頻出する。またそれ以外にも、主題の一つとして 「神の子どもたちはみな踊る」は地震ではなく「宗教」や「父」というモチーフに主眼が

    不在の父と「お方」 / 「神の子どもたちはみな踊る」 村上 春樹 - 日々の栞
  • 2025年本屋大賞ノミネート作品を紹介する! - 日々の栞

    今年も屋大賞の選考結果が発表される季節となった。屋大賞は、小説の賞の中でも芥川賞・直木賞と並んで話題になる賞だ。 2025年屋大賞に輝いたのは、阿部暁子の『カフネ』だ。この記事では大賞含めノミネートされた10作品の順位を紹介したい。 気になる作品があればぜひ読んでみてほしい。 屋大賞って何? 2025年屋大賞結果 大賞:カフネ / 阿部 暁子 2位:アルプス席の母 / 早見和真 3位:小説 / 野崎 まど 4位:禁忌の子 / 山口 未桜 5位:人魚が逃げた / 青山 美智子 6位:spring. / 恩田 陸 7位:恋とか愛とかやさしさなら / 一穂 ミチ 8位:生殖記 / 朝井 リョウ 9位:死んだ山田と教室 / 金子 玲介 10位:成瀬は信じた道をいく / 宮島 未奈 まとめ 屋大賞って何? 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ 作者:宮島未奈 新潮社 Amazon

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  • 揺れない男が揺れる時 / 「UFOが釧路に降りる」 村上 春樹 - 日々の栞

    阪神淡路大震災、UFOが釧路に降りるエピソードととある事件をきっかけに人間の内面の不可逆的な変化を描いたのが村上春樹の「UFOが釧路に降りる」という小説だ。 村上春樹の「UFOが釧路に降りる」は連作短編集『神の子どもたちはみな踊る』に収録された短編小説だ。『神の子どもたちはみな踊る』という連作短編集は元々「連作『地震のあとで』」という通しタイトルで発表された作品だ。 「地震のあとで (After the quake)」とあるように、『神の子どもたちはみな踊る』は1995年1月17日の阪神淡路大震災に影響を受けて書かれた作品だ。しかし舞台は神戸ではなく、被災地から遠く離れた場所(釧路、茨城、千葉、タイ、東京)が舞台になっており、作品中の設定は1995年2月だ。これは阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件という2つのカタストロフィに挟まれた時期である。 「UFOが釧路に降りる」は釧路を舞台とした作品

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  • 4月は村上春樹関連のイベントが目白押しな件について - 日々の栞

    暑くなったり寒くなったりと目まぐるしく天候が変化する今日この頃ですが、なんともうすぐ4月になってしまう。もう今年の四分の1が終わってしまったのだなと思うとなんともいえない気持ちだが… そんな4月だが、村上春樹ファンには嬉しい月になるかもしれない。 『街とその不確かな壁』の文庫化や、100分de名著で『ねじまき鳥クロニクル』の特集、『神の子どもたちはみな踊る』のドラマ化など、村上春樹関連のイベントが目白押しだからだ。 この記事では4月にある村上春樹関連のイベントを紹介したい。 100分de名著で『ねじまき鳥クロニクル』の特集 『街とその不確かな壁』の文庫化 『神の子どもたちはみな踊る』がドラマ化 100分de名著で『ねじまき鳥クロニクル』の特集 村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』4月 (NHKテキスト) 作者:沼野 充義 NHK出版 Amazon 4月の「100分de名著」で村上春樹の『ねじま

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  • 青崎有吾の『地雷グリコ』はいつ文庫化されるのか? - 日々の栞

    『このミステリーがすごい!』など国内の四大ミステリランキングの1位を独占し、数多くの文学賞を受賞した話題作が『地雷グリコ』だ。『LIAR GAME』のような頭脳戦が繰り広げられる小説だ。 この記事では『地雷グリコ』がいつ文庫化されるのか考察しようと思う。 『地雷グリコ』ってどんな作品? 『地雷グリコ』はいつ文庫化されるのか? 『地雷グリコ』ってどんな作品? 地雷グリコ (角川書店単行) 作者:青崎 有吾 KADOKAWA Amazon 射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける格頭脳バトル小説、全5篇。

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  • 村上春樹の『街とその不確かな壁』が4/23に文庫化決定! - 日々の栞

    村上春樹の最新刊といえば『街とその不確かな街』だ。 2023年4月13日に発売されたこともあり、そろそろ文庫化するのではと思っていたところ、 「街とその不確かな壁」の文庫化が 2025年4月23日に決定した。 この記事では『街とその不確かな街』はいつ文庫化時期について書いている。 『街とその不確かな壁』とは? 新潮文庫で4月23日文庫化が決定! 『街とその不確かな壁』とは? 街とその不確かな壁 作者:村上春樹 新潮社 Amazon 『街とその不確かな壁』は村上春樹の最新長編だ。『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』と同様に、壁で囲まれた不思議な街が舞台の小説である。 『街とその不確かな壁』は「街と、その不確かな壁」のリメイクだ。「街と、その不確かな壁」は、単行や文庫、全集にも収録されていない幻の作品である。 物語の結末が村上春樹人にとって納得のいくものではなかったようで、村上

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  • 村上春樹原作のドラマ『地震のあとで』がNHKで放送される件について - 日々の栞

    村上春樹の短編集『神の子どもたちはみな踊る』を原作とするドラマ『地震のあとで』がNHKで放送されるみたいだ。 今回ドラマ化されるのは、「UFOが釧路に降りる」、「アイロンのある風景」、「神の子どもたちはみな踊る」、「かえるくん、東京を救う」の4作品だ。「かえるくん、東京を救う」に関しては、「続かえるくん、東京を救う」になっているのだが。 この記事では村上春樹原作のドラマ『地震のあとで』について詳しく書きたい。 『神の子どもたちはみな踊る』とは? 村上春樹原作のドラマ『地震のあとで』 UFOが釧路に降りる アイロンのある風景 神の子どもたちはみな踊る 続・かえるくん、東京を救う 『地震のあとで』は2025年4月5日(土) スタート 『神の子どもたちはみな踊る』とは? 神の子どもたちはみな踊る(新潮文庫) 作者:村上春樹 新潮社 Amazon 『神の子どもたちはみな踊る』は阪神淡路大震災を題材

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  • 2023年版週刊文春ミステリーベスト10の作品を紹介! - 日々の栞

    毎年恒例のミステリーランキング、「週刊文春ミステリーベスト10」が発表された。 今年も多くの話題作が登場し、ミステリファンにとっては見逃せないランキングとなっている。 この記事では「週刊文春ミステリーベスト10」に入ったミステリ小説を紹介したい。 「週刊文春ミステリーベスト10」とは? 2023年版「週刊文春ミステリーベスト10」の作品を紹介 1位: 可燃物 / 米澤 穂信 2位:あなたが誰かを殺した / 東野 圭吾 3位:鵼の碑 / 京極 夏彦 4位:エレファントヘッド / 白井 智之 5位:アリアドネの声 / 井上 真偽 6位:十戒 / 夕木 春央 7位:存在のすべてを / 塩田 武士 8位:木挽町のあだ討ち / 永井 紗耶子 9位:世界でいちばん透きとおった物語 / 杉井 光 10位:でぃすぺる / 今村 昌弘 まとめ 「週刊文春ミステリーベスト10」とは? 週刊文春ミステリーベスト

    2023年版週刊文春ミステリーベスト10の作品を紹介! - 日々の栞
  • このミステリーがすごい!2023年版のランキング上位10作品を紹介! - 日々の栞

    毎年恒例のミステリーランキング、「このミステリーがすごい!2023年版」が発表された。 今年も多くの話題作が登場し、ミステリファンにとっては見逃せないランキングとなっている。 この記事では「このミステリーがすごい!2023年版国内ベスト10」に入ったミステリ小説を紹介したい。 「このミステリーがすごい!」とは? このミステリーがすごい!2023年版国内ベスト10 1位 爆弾 / 呉 勝浩 2位 名探偵のいけにえ 人民教会殺人事件 / 白井 智之 3位 捜査線上の夕映え / 有栖川 有栖 4位 方舟 / 夕木 春央 5位 プリンシパル / 長浦 京 6位 爆発物処理班の遭遇したスピン / 佐藤 究 7位 同志少女よ、敵を撃て / 逢坂 冬馬 8位 大鞠家殺人事件 / 芦辺 拓 9位 地図と拳 / 小川 哲 10位 リバー / 奥田 英朗 まとめ 「このミステリーがすごい!」とは? このミステ

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  • 阿津川辰海の館四重奏シリーズって何? - 日々の栞

    近年、ミステリー界で注目を集めている若手作家が阿津川辰海だ。 緻密な論理と大胆なトリックで読者を魅了する阿津川辰海の作品の中でも、特に人気が高いのが「館四重奏」シリーズと呼ばれる極限状況における館ミステリだ。 そんな阿津川辰海の館四重奏シリーズについてこの記事では解説したい。 阿津川辰海ってどんな作家? 館四重奏シリーズとは? 紅蓮館の殺人 蒼海館の殺人 黄土館の殺人 まとめ 阿津川辰海ってどんな作家? 名探偵は嘘をつかない (光文社文庫) 作者:阿津川 辰海 光文社 Amazon 阿津川辰海は、2017年に新人発掘プロジェクト「KAPPA-TWO」で作家デビューした。古典ミステリーへの深い造詣を持ち、緻密な論理構成と大胆なトリック、そして特殊設定を巧みに用いた作品が多いのが特徴だ。 代表作といえば、『名探偵は嘘をつかない』や『星詠師の記憶』、『透明人間は密室に潜む』などがある。 館四重奏

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  • 2025年本屋大賞ノミネート作品を紹介する! - 日々の栞

    今年も屋大賞のノミネート作品が発表される季節となった。 2024年の話題作を中心に10作品がノミネートされた。 この記事では2025年屋大賞ノミネート作品を紹介する。 屋大賞とは? 2025年屋大賞にノミネートされた作品 アルプス席の母 / 早見和真 カフネ / 阿部 暁子 禁忌の子 / 山口 未桜 恋とか愛とかやさしさなら / 一穂 ミチ 小説 / 野崎 まど 死んだ山田と教室 / 金子 玲介 spring. / 恩田 陸 生殖記 / 朝井 リョウ 成瀬は信じた道をいく / 宮島 未奈 人魚が逃げた / 青山 美智子 まとめ 屋大賞とは? 成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ 作者:宮島未奈 新潮社 Amazon 屋大賞は、書店員が「いちばん売りたい」「いちばん読んでほしい」を投票によって決める文学賞だ。書店員が「面白い!」と心底思ったを広げたいという気持ちから20

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  • このミステリーがすごい!2024年版のランキング上位10作品を紹介! - 日々の栞

    毎年恒例のミステリーランキング、「このミステリーがすごい!2024年版」が発表された。 今年も多くの話題作が登場し、ミステリファンにとっては見逃せないランキングとなっている。 この記事では「このミステリーがすごい!2024年版国内ベスト10」に入ったミステリ小説を紹介したい。 「このミステリーがすごい!」とは? このミステリーがすごい!2024年版国内ベスト10 1位: 可燃物 / 米澤 穂信 2位:鵼の碑 / 京極 夏彦 3位:あなたが誰かを殺した / 東野 圭吾 4位:エレファントヘッド / 白井 智之 5位:アリアドネの声 / 井上 真偽 6位:木挽町のあだ討ち / 永井 紗耶子 7位:君のクイズ / 小川 哲 8位:世界でいちばん透きとおった物語 / 杉井 光 9位:鈍色幻視行 / 恩田 陸 10位:ちぎれた鎖と光の切れ端 / 荒木 あかね まとめ 「このミステリーがすごい!」とは

    このミステリーがすごい!2024年版のランキング上位10作品を紹介! - 日々の栞
  • ミステリが読みたい!2025年版のランキング上位10作品を紹介! - 日々の栞

    毎年恒例のミステリーランキング、「ミステリが読みたい!」の2025年版が発表された。 今年も多くの話題作が登場し、ミステリファンにとっては見逃せないランキングとなっている。 この記事では2025年版の「ミステリが読みたい!」に入ったミステリ小説を紹介したい。 「ミステリが読みたい!」とは? ミステリが読みたい!2025年版国内ベスト10 1位:地雷グリコ / 青崎 有吾 2位:冬期限定ボンボンショコラ事件 / 米澤 穂信 3位:ぼくは化け物きみは怪物 / 白井 智之 4位:檜垣澤家の炎上 / 永嶋 恵美 5位:少女には向かない完全犯罪 / 方丈 貴恵 6位:伯爵と三つの棺 / 潮谷 験 7位:虚史のリズム / 奥泉 光 8位:六色の蛹 / 櫻田 智也 9位:乱歩殺人事件 / 芦辺 拓 10位:難問の多い料理店 / 結城 真一郎 まとめ 「ミステリが読みたい!」とは? ミステリマガジン 20

    ミステリが読みたい!2025年版のランキング上位10作品を紹介! - 日々の栞
  • 2025年版本格ミステリ・ベスト10のランキング入り作品を紹介! - 日々の栞

    毎年恒例のミステリーランキング、「格ミステリ・ベスト10」が発表された。 今年も多くの話題作が登場し、ミステリファンにとっては見逃せないランキングとなっている。 この記事では2025年版の「格ミステリ・ベスト10」に入ったミステリ小説を紹介したい。 「格ミステリ・ベスト10」とは? 2025格ミステリ・ベスト10ランクイン作品 1位:地雷グリコ / 青崎 有吾 2位:ぼくは化け物きみは怪物 / 白井 智之 3位:六色の蛹 / 櫻田 智也 4位:伯爵と三つの棺 / 潮谷 験 5位:永劫館超連続殺人事件 / 南海 遊 6位:サロメの断頭台 / 夕木 春央 7位:少女には向かない完全犯罪 / 方丈 貴恵 8位:黄土館の殺人 / 阿津川 辰海 9位:冬期限定ボンボンショコラ事件 / 米澤 穂信 10位:案山子の村の殺人 / 楠谷 佑 まとめ 「格ミステリ・ベスト10」とは? 2025

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  • 2024年版週刊文春ミステリーベスト10の作品を紹介! - 日々の栞

    毎年恒例のミステリーランキング、「週刊文春ミステリーベスト10」が発表された。 今年も多くの話題作が登場し、ミステリファンにとっては見逃せないランキングとなっている。 この記事では「週刊文春ミステリーベスト10」に入ったミステリ小説を紹介したい。 「週刊文春ミステリーベスト10」とは? 2024年版「週刊文春ミステリーベスト10」の作品を紹介 1位:地雷グリコ / 青崎 有吾 2位:冬期限定ボンボンショコラ事件 / 米澤 穂信 3位:禁忌の子 / 山口 未桜 4位:檜垣澤家の炎上 / 永嶋 恵美 5位:法廷占拠 爆弾 2 / 呉勝 浩 6位:ぼくは化け物きみは怪物 / 白井 智之 7位:明智恭介の奔走 / 今村 昌弘 8位:乱歩殺人事件 / 芦辺 拓 9位:少女には向かない完全犯罪 / 方丈 貴恵 10位:シャーロック・ホームズの凱旋 / 森見 登美彦 10位:日扇の謎 / 有栖川 有栖

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  • このミステリーがすごい!2025年版のランキング上位10作品を紹介! - 日々の栞

    毎年恒例のミステリーランキング、「このミステリーがすごい!2025年版」が発表された。 今年も多くの話題作が登場し、ミステリファンにとっては見逃せないランキングとなっている。 この記事では「このミステリーがすごい!2025年版国内ベスト10」に入ったミステリ小説を紹介したい。 「このミステリーがすごい!」とは? このミステリーがすごい!2025年版国内ベスト10 1位:地雷グリコ / 青崎 有吾 2位:冬期限定ボンボンショコラ事件 / 米澤 穂信 3位:檜垣澤家の炎上 / 永嶋 恵美 4位:少女には向かない完全犯罪 / 方丈 貴恵 5位:伯爵と三つの棺 / 潮谷 験 6位:日扇の謎 / 有栖川 有栖 7位:法廷占拠 爆弾 2 / 呉勝 浩 8位:バーニング・ダンサー / 阿津川 辰海 9位:ぼくは化け物きみは怪物 / 白井 智之 10位:六色の蛹 / 櫻田 智也 まとめ 「このミステリー

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  • 斬新さが魅力⁈川端康成らの新感覚派を解説する - 日々の栞

    新感覚派は、大正末期から昭和初期にかけて日文学に登場した文学流派である。 1924年に創刊された同人誌『文藝時代』を母体として、横光利一や川端康成などの新進作家が集まり、自然主義的リアリズムに反発し、感覚的表現を重視した。 新感覚派は、主観的な感覚を基にした新しい現実を創造し、従来の文体を超える独自の表現方法を追求した。新感覚派は、モダニズム文学やダダイスムの影響を受け、文学の形式そのものの改革を目指したことが特徴である。 この記事では新感覚派について解説する。 新感覚派とは 新感覚派の特徴 代表的な作家と作品 横光利一 川端康成 堀辰雄 まとめ 新感覚派とは 疾走! 日尖端文學撰集 ――新感覚派+新興藝術派+α (ちくま文庫 こ-56-1) 筑摩書房 Amazon 新感覚派は、1920年代の日で興ったモダニズム文学の潮流のことである。西洋の前衛芸術、特に象徴主義、表現主義、ダダイズ

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